3分経過しました。あたりには焦げ臭い、プラスチックの燃えたようなにおいが立ち込めています。
お皿が熱くて、素手では取り出せず、タオルを使ってそのままテーブルの上へ。
明らかにトリプレットの色合いが変わっているのがこの時点でわかります。
さて、それぞれのオパールはどうなったのか?
ひとつずつ見てみましょう。
まずは貼り合わせのオパールから。
ダブレットオパール
左:実験前 / 右:実験後
左:実験前 / 右:実験後
左:実験前 / 右:実験後
ダブレットには、肉眼でわかるほどの変化はなんら見られませんでした。
トリプレットオパール
左:実験前 / 右:実験後
左:実験前 / 右:実験後
左:実験前 / 右:実験後
これは劇的な変化です。表面全面にくもの巣のような、白い膜が覆っているような、実験前とは表情がまったく違います。また、裏面もごらんのように白く変色してしまっています。ルーペで見ると、オパールをはさんでいるプラスチックが変性しているのではなく、接着剤がいかにも沸騰したように大きな気泡がわかります。特に下の部分を貼り合わせていた黒い接着剤が、白く色が抜けてしまったようになっています。焦げ臭かったのは、プラスチックの焦げるにおいではなく、どうやらこの接着剤が焦げたにおいだったようです。
半分剥がれかかってます。
さて、天然石のほうはどうでしょうか?