オパールに関する言葉.単語を集めた辞典です。
ハイドロフェンオパール (ハイドロフェーン) |
吸水性の極めて高いオパールの総称。液体に浸けると、その液体を吸込み、色合いが変化するのが特徴。その為、別名“カメレオンオパール”、“マジックオパール”などとも呼ばれる。吸水性が高い為、構造的に不安定で、乾燥など環境の変化に弱い(割れやすい)。エチオピアやスーダン産のオパールによく見られる特徴。 写真上:水に浸ける前、下:浸けた後 |
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パイプオパール | ボルダーオパールの1タイプ。通常のボルダーオパール層よりも深いところの砂岩層に浸潤したオパール成分が、写真のようにパイプのような管状に形成されたもの。コレクターズアイテムとして珍重される。 |
ハーレクイン | オパールのカラーパターンの一種。ハーレクインとは“まだら”という意味で、中世に道化(ピエロ)が着ていた服の模様を表す、様々なパターンのなかでもっとも美しく、また希少価値の高い斑の表れ方。 |
パレット | オパールのカラーパターンの一種。画家の使うパレットのように、様々な色がちりばめられているたいへん美しいパターン。 |
ピンファイヤー | オパールのカラーパターンの一種。針先で突いたような細かい点状に遊色を表現する。 |
斑(ふ) | オパールの色あいや模様のこと。遊色。 |
フラッシュ | オパールのカラーパターンの一種。 見る角度によりオパール全体の色合いが大きく変化するパターン。 |
フリーシェイプ | 不定形にカットされたオパールのこと。 |
ブラックオパール | ライトニングリッジより産出される、濃い地色を持つオパール。オパールの中でも産出量が最も少なく、希少価値が高い。 |
ブラックマトリックスオパール | 主にAndamooka産のオパールを、砂糖水と酸で黒化処理したオパール。参考記事 |
プレシャスオパール | 遊色を示す宝石的価値のあるオパール。(反意語:コモンオパール) |
母岩(ぼがん) | ブラックオパールやボルダーオパールに付随して産出される非オパール成分。 |
ホワイトオパール | オーストラリア南部の広い地域より産出される、乳白色の地色を持つオパール。オパールの中でも最も産出量が多く、たいへん一般的。 |
ポッチ | 色の無いオパール。特にブラックオパールでは、黒い原石部分、あるいは内部に入り込んだ原石部分をそう呼ぶこともある。 |
ポッチライン | ブラックオパールに見られる、オパール層に入り込んだ線上の黒い内包物。 |
ボルダーオパール | 鉄鉱石の亀裂や隙間に形成されたオパール。主にクイーンズランド州より産出される。 |
ボルダーマトリックス | “マトリックスオパール”の項参照。 |
ヤワナッツ | クイーンズランド州ヤワで産出されるボルダーオパール。鉄鉱石の中にオパールが卵の黄身のような状態で入っている。 |
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遊色効果 (イリデッセンス) |
オパール独特の表情である、見る角度により色合いが変化すること。英語ではPlay Of Color。 |
ライトニングリッジ | オーストラリアのニューサウスウェールズ州北部、隣のクイーンズランド州との州境に近い内陸部にある約20キロ四方の小さな町。世界中で唯一のブラックオパールの産出地。 |
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ラフ | カットや研磨がされていない、採れたままの状態のオパール原石。 |
ラブ | 不要部分を切り落としオパール面をだした、ある程度の大きさにした原石の状態。 |
リバーシブル | 表裏両面が宝石面のブラックオパール。たいへん希少。(写真は同じオパールを、表裏両面から撮影して並べたもの) |
リボン | オパールのカラーパターンの一種。まるでリボンを並べたように色の帯が何本も平行に走ることからこう呼ばれる。 |
ルース | ジュエリーとして加工していない、石のみの状態。裸石。 |
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