第1回は、電子レンジで加熱する実験をご紹介しました。
第2回は、逆に冷やすとオパールはどう変化するのか? またまた実験してみました。
事の発端は、あるオーストラリア人のお客さまからのご質問でした。
「今度、南極旅行に行くんだけど、オパールは持って行って大丈夫?」
あまりにも素朴、かつ意表を突いたご質問。
「質問されたからには確かめてみなくちゃ!」
だからといって、南極に行くには時間もお金もありません。
そこで思いついた、一番身近にある南極・・冷凍庫。
前回同様、いろいろなオパールを冷凍庫で冷やし、その変化を観察してみることに。
今回実験に使用するオパールは天然ブラックオパール、天然ホワイトオパール、そしてダブレット、トリプレットの貼り合わせオパール2種、計4種です。
まず、実験に使用するオパールの実験前の姿をご紹介します。
天然ブラックオパール
天然ホワイトオパール
ダブレットオパール
(ホワイトオパールの薄片を、ボルダーオパールの母岩(鉄鉱石)の上にのせ、貼り付けた2枚貼りオパール)
トリレットオパール
(ホワイトオパールの薄片をプラスチックで挟み、オパールの上側を透明な、下側を黒い接着剤で貼り付けた3枚貼りオパール)
これらを冷やすんですが、より南極らしく(?)するため、今回は、これを使うことに。
製氷皿。
この中にオパールを入れ、水を入れて凍らせてしまう作戦。
その結果はいかに!! 結果は48時間後。