音量注意!
先日らいご紹介してきましたブラックオパール採掘の様子を動画でご覧いただきます。
より雰囲気、危険性、ドキドキ感、をわかっていただけるかと。。。
いつもタバコ離さないRoger、シブい 。。。
音量注意!
先日らいご紹介してきましたブラックオパール採掘の様子を動画でご覧いただきます。
より雰囲気、危険性、ドキドキ感、をわかっていただけるかと。。。
いつもタバコ離さないRoger、シブい 。。。
岩の中に幽閉されてしまった色。
「ココから出して!」
「助けて!!」
そんな悲鳴が聞こえて来るような気さえしてきます。
もうずいぶん前に、大量に仕入れて、日本の業者さんに企画展のようなものをやっていただいたことがありました。
いろいろなお店やデパートさんで展示会をやっていただき、多くの皆さんにご紹介したのですが、その結果は、、、、
当時の日本の皆さま方には良さがわかっていただけなかったのか?
イヤイヤ、ちょっとまだ日本のマーケットには早すぎたのか?
その後、ヨーロッパの方々に助けられ、無事、全員を嫁入りさせることができましたが、商売的にはマイナスの経験が大きいマトリックスオパール。
でも、個人的には何故か魅せられ、魅入られてしまうんです。
何の因果か閉じ込められた色。
どんな年月がこうさせたのか?
その歴史を顧みる楽しさ。
そして、茶色い母岩のアチラコチラから訴えかけてくる遊色の美しさ。
母岩の色との対比が、より遊色をハッキリと美しく引き立たせてくれます。
写真でその魅力をお伝えするのは、とっても困難。
動画なら、お伝えできるかも。
でも100%の美しさは、やっぱりご自分の手にのせてコロコロしていただきたい!
今回も美しく個性的なマトリックスをいくつか手に入れてきましたので、おいおいご紹介していくとして、今日は、写真のマトリックスをはじめ、ブラック、ボルダー合わせて11点のルースを出品しましたので、是非ご覧下さい。
有名なブラックオパールの採掘場、Three Mile 鉱山
現在ではありえない、オープンカット(露天掘り)跡
この広大な穴から、どれだけの富がうまれたのか?
どれだけの犠牲、人命も含めて、生じたのか?
どんなドラマがあったのか?
こんな跡を見るたびに、いろいろと想像してしまいます。
現在でも、いろいろと起こる、欲望渦巻く宝石採掘の世界です。
これは採掘現場に置いてあるトラックです。
人通りも少なく、周囲に人家もない、もちろん交番などもない原野
そんな人気のないところでも、人気のないところゆえ、油断できません。
置きっぱなしの道具や機材を盗んでいく悪いヤツ、いるんです。
さすがにトラックが持ってかれることはありませんが、いろいろと注意が必要。
トラックの荷台に乗ってるデッカイ鳥カゴのようなオリ
これは中に発電機と燃料などが入っています。
そして、この場を離れる時には必ずオリに鍵を掛け、持ってかれないようにしているんです。
そして、盗られちゃう率が高いのがバッテリー。
そこで、いつもバッテリーはわざわざ毎日持ち運びします。
採掘の最初の仕事がバッテリーの装着。
そしてバッテリーを取り外して一日の作業終了。
こんな荒野でも、荒野だからこそ、油断は禁物です。
そんな油断のできない世界で、毎日土砂にまみれ、ケガしながらの採掘作業。
そして報われた結果が、
バッテリーも取り外し、作業を終えると、
いつものバーで。。。
真ん中のサンタな彼、このオパールを掘り当てた鉱夫さんです。
今日はブラックオパールの採掘現場を少々ご紹介。
ブラックオパールの場合、ほとんどは地下10~15メーターくらい掘り込んだ中での作業になります。
オパールの地層、鉱脈を探しつつ、横に掘り進んでいきます。
上の写真は“ ディガー (Digger) ”と呼ばれるマシーン!
俗に言う“ショベルカー”の小型版。
先に付いた鋼鉄の爪で、岩盤を少しずつ削り取っていきます。
Diggerとは、オーストラリアでは“仲間”なんて意味もあり、狭い穴の中では欠かせない大切な仲間、赤い憎いやつです。
削りながら壁面を注意深く見ていき、オパールが見つかると、その後は手作業で進めていきますが、削り取った岩石もすべて回収し、あとで確認をしていきます。
その時に活躍するのが、
この緑のマシーン!
名前を、“ ボガー (Bogger) ”と呼びます!!
日本で言う“ブルドーザー”のことを “ ボブキャット(Bobcat) ”とアメリカやオーストラリアでは呼びます。
そこからこの“ Bogger ”という名前が付いたようです。
前のブレード部分で土砂をすくい、中央部分のカゴに溜めていきます。
いっぱい溜まると、
今度は逆側から土砂を、埋めてある大きなパイプの中に落としていきます。
このパイプの天井部分には地上まで穴が掘ってあり、後日、地上からクレーンでこのパイプを引き上げ、洗い場へと運ばれて土砂は洗浄されます。
ディガーで削り取る際に見つけられなかった原石が、この土砂の中から運が良ければ見つかることもあるので、少しの土砂も無駄にはできません。
このディガーとボガー、どちらも排気ガスを出さない電気で動く優れものです。
でも、壁にコンセントがあるわけでは、もちろんありません。
ということはその電気は、
地上に置かれたこれ、発電機で自家製!
この写真のものは、故障して修理中のものですが、同じような機械が、地上では唸りをあげ、排気ガスを噴き出して、フル稼働しています。
こんな機械のなかった時代に思いをはせると呆然となりますが、機械を使っても決して楽な作業ではアリマセン。
そして見事当たりがあると、
こんなブラックオパールを皆さんにお届けすることができるということになります。
こんな苦労の結晶を、本日出品しました!
ライトニングリッジ産クリスタルオパール、ブラックオパール、そして、ウイントン産ボルダーオパールのルースを計14点!!
個性的なオパールたち、是非ご覧ください!
道交法も白バイもない、アウトバックのクルマ、、、走ればOK!!