今日は本のご紹介です。
宝石-欲望と錯覚の世界史 エイジャー・レイデン著/和田佐規子訳
美しい宝石の世界。
人間の欲望が支配する世界でもあります。
誰でもが美しいもの、珍しいもの、手に入れることの難しいものを欲しがる。
そんな宝石が動かした歴史を紹介しているのが本書です。
ビーズと交換されたマンハッタン
デビアスに支配されたダイヤモンド
フランスの歴史を変えた宝石
そして真珠の価値を大きく変えた御木本や腕時計の歴史まで
様々な宝石物語を味わえる一冊です。
訳本ならではの読みにくさや、誤訳があったりしますが、とても興味深く読むことのできました。
2017年12月発行のまだ新しい本です。
宝石、そして歴史好きなあなたにお勧めします。
宝石-欲望と錯覚の世界史 エイジャー・レイデン著/和田佐規子訳
手袋の離せない季節ですね。