快晴の名古屋。
ミネラルショー、開催中です!
明日まで、皆さんのお越しをお待ちしてます!!
「でもボルダーでしょ」
20年前、ボルダーオパールはあくまでもブラックオパールの代わり。
そんな風に下に見られた時代がありました。
でも、ボルダーオパールの個性的な表情に魅せられた根強いファンがいたのも事実。
それにしても、やっぱり
ブラックオパール ボルダーオパール
こんな意識は、宝飾業界に今も残っています。
そんなボルダーオパールですが、昨年から急激に需要が増大しています。
昔から人気の高いドイツに加え、アメリカやその他の国のバイヤーたちが、ボルダーオパールに殺到しはじめ、需要過多、供給不足の状態になっています。
品質にかかわらず、採掘される原石全体に大きな需要が発生し、その結果として原石価格の急騰がすでに始まっています。
実際、日本で小売店さんなどの展示会を見ても、今やブラックオパールよりもボルダーオパールの人気の方が高いと感じることが多々あります。
もちろん、ブラックに比べて価格がお手頃なこともありましたが、今やそれだけが理由ではない気がします。
おそらく、ここ数年のマーケット状況は、ブラックオパールに引けを取らないくらい、ひょっとしたらブラック以上の高騰率かもしれません。
皆さん、どうか気に留めておいてください。
今後、ボルダーオパールは確実に高くなってしまいます。
ですから、出来るだけ早く、気に入ったものがあったら迷うことなく今のうちに、手に入れてください。
なにも、私たちから買ってくれと言っているのではありません。
どんな業者さんからでも、どんなお店からでも、気に入ったものがあったら、早めに手に入れることをおすすめします。
気温が落ちてくる来月頃から、今年の採掘シーズンが始まります。
鉱夫たちは一所懸命採掘に励むはずです。
でも、残念ながら、採掘されるオパールよりも、求められる量の方がダントツに多いのは今年も変わらないと思います。
このブログを見ていただいてる方々は、きっとオパールファンだと思います。
そんなあなたに、もう一度。
「そのうちに、」とか「来年に、」ではなく
今なんです!
先日のミネラルショーで、
「夏でも涼しいんでしょ、穴の中は」
そんな風に仰る方がたくさんいらっしゃいました。
「10月から4月くらいまでは、暑すぎて採掘できないんですよ」
そうお話をした時の、皆さんからの反応です。
最近、テレビで放映された、オーストラリアのオパール鉱山の映像をご覧になった方が多いのかもしれません。
実際、鉱山の中はちょうど良い具合に冷えてます。
そんな穴の底で作業をする分には、夏だろうと冬だろうと、たいへん快適な作業環境です。
機械の騒音と埃っぽいのを我慢すれば、外が50度だろうと関係ありません。
でも、問題はこの採掘に不可欠な機械です。
このDigger(ディガー)と呼ぶ機械を動かすには電気が必要です。
もちろん、壁面にコンセントが有るわけもなく、電気は
地上に設置したジェネレーターを動かすことで確保しています。
ここは穴の中と違って、紫外線ギラギラの45度以上の世界!
軽油で動くエンジンを回し、発電した電気で地下の機械を動かし、照明を点灯しています。
このジェネレーターが45度の暑さでオーバーヒートしちゃうんです。
その為に、暑さの厳しい時期には採掘を休まざるを得ない、ということになります。
細々と昔ながらに人力で採掘を続けている鉱夫たちもいますが、ほとんどの鉱夫たちは、この時期鉱山を離れ、休暇を取ったり、採掘したオパールの研磨をしたりして過ごしています。
機械が耐えられない猛烈な環境!
そんなわけで、やっぱり人間は自然には逆らえない
再認識させられるお話しでした。
カラフルなボルダーオパールが手元に届きました。
スノーボードをしに北海道にやって来たオーストラリアの友人が持ってきてくれました。
なかなか艶っぽい美人ぞろいです。
近日公開予定です。
お楽しみに!
梅が満開の川口です。
バタバタ初日が終了。
快晴の2日目スタートです。
皆さんのお越しをお待ちしてます!!