コロナもそろそろ自粛や制限を解除する面へと、各国が舵キリを始めたようです。
日本も自粛が解除されるというニュースが報道されています。
自宅のあるオーストラリアのクイーンズランド州でも、これまでの制限を少しずつ緩和していく最初のステップが今日始まりました。
オーストラリアと日本に拠点を持ち、二重生活をしているような状態が20年以上も続いるので、どうしても両国の違いに目が行ってしまいます。
今回のコロナへの対応も、日本とオーストラリアでは大きな違いがありました。
上の画像は、クイーンズランド州政府が定めた制限解除までの道筋です。
外出制限という厳しい処置でスタートしたオーストラリアのコロナ対策でしたが、少しずつ緩和され、今日15日から ” Stage1” として、制限の完全解除までの3段階のうち最初のステージに入りました。
そして各ステージの日程と内容が、わかりやすく細かく示されています。
もちろん日程通りに進めるかどうかは、その時の状況でおそらく変更されていくことでしょう。
でも、これを見たとき、日本の対応の甘さが本当に不安を持って実感されました。
何ら明確な基準や今後の道筋を示していない日本政府。
まったくオーストラリアに完敗です。
日本の都道府県よりも、州が強い権限を持っていることを考えても、両国のリーダーシップの有無の差は歴然です。
このグラフは、両国の感染確認者数のこれまでの経緯です。
このピークの差は何故なんでしょう?
3月中旬に国際線の運航を禁止し、強い制限措置を始めたオーストラリア(上のグラフ)。
4月に入り緊急事態宣言を発令し、自粛要請を始めた日本(下のグラフ)。
どちらも、何らかの制限開始後に山を登り始め、ピークを迎えて現在、減少傾向の段階であるのは変わらないようです。
ですが、日本の方が山がなだらかなような気がしませんか?
全国の新たな感染者数が20人程度のオーストラリアと、100人をきったとは言え、80人程度の感染者がいる日本。
人口の差なのでしょうか?
国土の大きさの違いなのでしょうか?
ビーチや公園を閉鎖し、国民に外出させないという厳しい措置を取ってきたオーストラリアと、自粛という形でしか対応できず、海ではサーフィンをし広場では野球やサッカーをする日本の違い。
どちらが正しいのか?
結果は未来の学者さんにお任せするしかありません。
技術大国日本!
今でも、そう信じています。
オーストラリアで行っているような、スマホアプリなどを使った対策はすぐにできるはず?
それとも、いつの間にか我が国日本は、違う国になってしまったのでしょうか?
発表からそろそろひと月。
未だにマスクさえ届けられない国。
ものすごく、悲しいです。。。
モヤモヤが溜まり過ぎて、今日は愚痴、皆さんに聞いていただきました。
ありがとうございました。
オパールマラソン続いています。26日目です。
トータル出品数:83点
皆さん、ストレス発散しましょうね!
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