友人として、飲み友達としてのオーストラリア人は、おおらかで明るくて、悪くない相手です。
でもいったん仕事がからんでくると。。。。。
新年早々愚痴はこぼしたくありませんが、年末年始にかけて私がまた経験したことをふまえ、オーストラリア人と働く、オーストラリアで仕事をする難しさをご紹介しようと思います。
今回の相手は銀行。
昨年、11月に口座へ入金した際、なぜかその金額から16ドル引かれていました。
明細上は単に”エラー”となっているだけで、その理由も、説明もありません。
当然、銀行側に問い合わせると、入金した支店では理由がわからず、そのうち本店からエラーの理由が記載された書面が届くとの事。
その場はそれを待つことにし、いったん引き上げましたが、その後なんら音沙汰のないまま、年を越してしまうことに。
いくら16ドルという少額とはいえ、その銀行らしからぬ態度に堪忍袋も耐え切れなくなり正当な説明を強く求めると。。。。
何らかのミスがあったということをやっと認め、16ドルが返金されたのが昨日。
もちろんその間、何度もやり取りがあったのですが、長くなるので割愛するとして、日本ではとうてい考えられない銀行の態度、そして対処の仕方。
こうしたことはオーストラリアで仕事をしていると、いや、生活していると多々経験することです。
そこでオーストラリアで生活する、あるいは仕事をする予定の皆さん(はて、いらしゃるでしょうか?)が少しでもトラブルに会わないようポイントをいくつかご紹介したいと思います。
ポイント1 “オーストラリア人は忘れっぽい”
忘れてしまうのか、それともやる気がないのか、いくら待っても答えや返事が返ってこないことがよくあります。ひどい時は、何かをを購入しようと思って見積もりをたのんでもそのまんま返事がないなんて、商売する気があるのか不思議な会社もありますので油断できません。依頼する場合にはいつまでに返事をもらうか、期日を決めることが大切です(それでもダメな時もありますが、そのときはもうそことは付き合わないこと!)。
ポイント2 “すぐ出る『わからない』という言葉”
窮地に立たされると、すぐに『私にはわからない』と逃げようとします。その企業やお店を代表してこちらと相対しているという気概が一片もありません。すぐに上の職責の人間を呼ぶよう要求しましょう。
ポイント3 “言い訳だらけ”
今回の銀行のスタッフもそうでしたが、とにかく言い訳が大好きです。『仕事がたくさんたまってて、、、』とか、『休暇明けで、、、』とか、それこそくだらない、それこそ個人的なことを出来ない理由にします。遠慮なく『 I don’t care ! (そんなの知るか!)』と強く言ってやりましょう。
ポイント4 “納期の観念ナシ”
例えば電気屋さんで何かを購入して配達をたのんだ場合や、何か製作してもらう場合、約束の日に現われなかったり、納期が遅れるのは普通、本当に普通です。相手が提示した納期は5割くらい長めに考えて予定を立てましょう。
等など、まだ他にもいろいろありますが、このあたりにしておきます。
最後は“ここはオーストラリア”とあきらめるのも方法です。イライラストレスを溜めるのもバカらしいですからね。
でも、自分の言い分をハッキリ、キツイくらいに相手に言うことは大切です。
もちろん中には素晴らしい対応をしてくれるお店や企業もあります。
そんな幸運(?)にめぐり合った時、そんな日本であれば当たり前のサービス、対応がとても新鮮にありがたく感じるのも事実です。
実際に、こうしたトラブルで不動産屋と裁判をしている日本人の方、お店を相手取って訴訟を起こしている方、いろいろな知り合いがおります。
日本の感覚とは違ったオーストラリア流の仕事術があるということ、お忘れになりませぬように。
オーストラリアの銀行、ネコにクレジットカード発行
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ぷっ、オーストラリアらしい・・・・。
今日も不安定な天候のゴールドコーストです。
あはは(笑)
私は、わずか2,3ケ月、インターネットでの買い物取り引き?でオーストラリア人の性格?気質ポイント4つとも体験しました。
私は、少額でそれほど被害もなかったのでいいですが、仕事や生活となると笑ってはいられませんね。
ごめんなさい。
(でも、目的地までの道を尋ねて、わからないのに、平気で‘でまかせ’を言う人ばかりの外国もありました。「わからない」「知らない」と言うのは恥なのかなんなのか。
今、日本では、「世界の日本人ジョーク集」という本がベストセラーになっています。‘オーストラリア’は、比較ジョーク国に入っていないのが残念?です。それぞれ‘お国柄が出ていてお奨めです。)