森、見つけました。
赤い大地の地中から 。。。
今回、Quilpieの町から約100キロの場所で見つけたのがこちら、
森は森でも、はるか大昔の森
お聞きになったことあるでしょうか?
ボルダーオパールで時折見つかるのですが、これらのオパール“ 森のなれの果て ”なんです。
英語で Petrified Wood、日本語で珪化木(けいかぼく)、あるいは木化石 と呼ばれる、太古の樹木の化石なんです。
木が倒れる
↓
土砂に埋もれる
↓
周りの圧力の影響で、細胞の中にケイ酸を含んだ水が入り込む
↓
これが二酸化ケイ素(シリカ)に変化する
こんな具合に、なが~い時間をかけて変化していった“木の化石”
そんな珪化木の中で、その細胞内に入り込んだ二酸化ケイ素が(たまたま)オパール化したのが上の写真のオパールたち。
Wood Opal、その名の通り“ 木のオパール ”なんて呼ばれることもあります。
何百年前前なのか?それとも何億年前なのか?
ひょっとしてこの木は、ステゴザウルスを追いかけていたティラノサウルスに倒されたのかも?
それとも、太古のカミナリ?
はたまた、原始人たちの仕業?
理由はわかりませんが、偶然に偶然が重なり、気の遠くなるような長い年月を経て、私たちの目の前に現れてくれたのです。
こうしたオパール化した珪化木自体はそれほど珍しいものではないのですが、今回のものは、これまでにあまり見たことないくらいに色がハッキリ、とってもきれいです。
樹木の細胞組織、細胞壁に区切られたように浮かぶ遊色
“ ステンドグラスパターン ”とか、“ Cathedral (大聖堂)パターン ”なんて呼ばれる特徴的な表情
色鮮やか、ギラギラの森
撮影中です。
来週にはご紹介できるはず。
お楽しみに!!
ゴールドコーストの朝焼けのような色合いをご紹介します。
今日も真っ青な空広がるゴールドコーストです。