お久しぶりです。
バタバタと忙しく、ブログの更新も何もかも置き去り。。。
久しぶりにサイトのメンテナンスでもしようと、アクセス数をチェックしてみたら ・ ・ ・ ・ ・。
ビックリ!?
アクセス数が、なんと通常の5倍!!!
それも元が検索エンジンの「オパール」での検索ページから。
いったい何が起こったのか??
いろいろ調べてみると、原因はどうやらテレビ番組。
オーストラリア、クーバーぺディのホワイトオパール鉱山が舞台だったようで、放映日がまさにアクセスの急増したその日。
以前もテレビでタレントの方がブラックオパールのお話をした途端にアクセス急増なんて事がありましたが、あらためて日本のメディアの影響力に恐れ入りました。
テレビのショッピング番組でブラックオパールを販売したいので協力して欲しいというお話をいただいたことがあります。
でも、その時は丁寧にお断りしました。
確かにテレビショッピングのような媒体を利用すれば商売上はたいへん有利なのでしょうが、私には理解、納得できない点がひとつあったからです。
普通、テレビショッピングでの商品の紹介方法はこんな感じですよね。
女性タレントさんが商品を身につけて登場。
それを男性タレントさんが見て誉める。
商品の説明をさりげなく始める。
採掘地や鉱山の様子をVTRで。
希少な商品をお安く、を強調。
最後におまけ(例えばイアリングをつけるとか)のご紹介。
会場のざわめき「ワ~」。
・ ・ ・ ・ ・ ・
納得できない点とは?
テレビでは、タレントさんが身につけた商品のみを紹介しますよね。
でも宝石はひとつひとつ個性的。
特にブラックオパールなんて、同じものが限定とはいえ数が揃うわけが無い。
と言うことは、実際購入された方の手元に届くのは、、、、。
そう必ずしもテレビで見たものと同じではない、いやほとんどの方が違った色あい、遊色のものを手にするということ。
ネットを通じて皆さんにオパールを紹介していると、それぞれの方が個性的で、いろいろなお好みを持っていることを実感している私。
そんなテレビショッピングのやり方に疑問を感じたのがお断りした理由でした。
でもこれだけテレビというメディアの影響力を思い知らされてしまうと、そんな疑問も吹き飛んでしまいそう。
イヤイヤ、やっぱり自分で100%納得できないことはやらない!
私の商売上のこだわりです。
今日もゴールドコーストは良い天気でした。
私も、この番組の予告で、オーストラリアのそれもオパール鉱山に、お笑いタレント(九州出身!)のヒロシが行くと知り、しっかり番組の時間には、テレビの前に座っていました。以前に紹介してもらった「ボビーとディンガン」は合計で10回ぐらい見たので、あの映画にでてきたのと同じような、掘った穴の横に白く盛り上がった三角錐の土の小山が無数に並ぶのを見て、(行ったこともないのに)なぜか懐かしい思いがしました。「ボビーとディンガン」の原題は「Opal Dream」でしたが、なにか、日本の私たちが「安定」を求めるがあまり忘れてしまっている「夢にかけるロマン」のようなものが、まだそこにはあり、なにか甘酸っぱい気持ちになったものでした。映画からも学んだ「信じる」ことのすばらしさと難しさを両方教えてくれる、そんな職業なんだなぁと、久しぶりにしみじみとした気持ちになりました。いろんな意味で複雑になりすぎた日本に住む私には、マイナーたちの生活のシンプルさ(捜しものは決まっていて、ただひたすらそれを捜しつづける)が、ある意味うらやましく、そして懐かしく思えてなりませんでした。
>Miki さま
また「自分も!」っていう日本の若い方も増えるかもしれませんね。でも、番組ではもちろん放送されなかったでしょうが、やはり一攫千金の山師の世界、どろどろした所もあることを知っていていただきたいと思います。
そうですね。番組でも、「掘り当てた」人たちは、人知れず、一晩のうちに街を消えるといったことを伝えていました。「夢」を取り巻く光と影があるんですね・・・。