自動販売機ですが、、、、
オーストラリアも例に漏れず、肥満、特に子供の肥満が問題になっています。
糖尿病に罹患する国民が、そして子供たちが増え、その対策に政府も焦りを見せ始めています。
日本も同じような問題が、ずいぶん長いこと話題になっていましたが、身体のつくりや体質が根本的に違うのでしょうか、私の目にはオーストラリアの街で見かける人たちの大きさ(?)にはとうてい日本人はかなわない(??)ような気がします。
最近は肥満気味の子供も多く見かけるようになり、やはり何らかの対策をとらなければならないのは明白です。
そこでいつも槍玉に挙げられるのが、“ジャンクフード”と呼ばれるハンバーガーや、お菓子、そしてソフトドリンクです。
こちらの子供たちは、ハンバーガーやピザをよく食べます。
家庭環境の影響が大きいのでしょうが、大きいお母さんには、大きい子供。2人並んで手にはソフトドリンクとハンバーガー。
メルボルンのあるヴィクトリア州で、来年以降、公立の学校からソフトドリンクを追放することが決まったようです。
自動販売機や、学校の購買部でソフトドリンクを販売することができなくなる、そんなニュースがテレビや新聞に大きく報じられていました。
ここで“ソフトドリンク”といっているのは、糖分を多く含む炭酸飲料等で、オレンジジュースなどは除かれるようです。
報道では、アメリカでも今後数年のうちに、全国の公立学校で同様の措置がとられるようですが、はたして効果はどうでしょうか?少々疑問に感じるところです。
煙草なども同じですが、何でも規制を強めていけばそれで問題が解決するのでしょうか?
たとえ学校でコーラが飲めなくても、飲みたい子供はそのチャンスはいくらでもあるでしょうし、親が意識を変えなければおそらく何も変わらないのではないでしょうか。
どうしてもお役所、お役人の責任逃れ、としか思えないのは、きっと私だけではないと思います。
最近、運動不足で肥満気味な私自身への警告も込めて、今日はこんなお話をご紹介してみました。
雲が多めのゴールドコーストです。