もしあなたがオーストラリア、それもゴールドコーストやケアンズに遊びに行こうと思っていらしゃるのであれば、これは忘れちゃダメダメ!
それも強力なやつをネ。
あなたがゴールドコーストにいらっしゃって、チョッと早起きして朝日を見に行こうとか、水辺を散歩しようとか、あるいは夕日を浴びてロマンチックしたいとか、そんなお考えをお持ちであれば是非おぼえておいてください。
なにを?
虫除け。
ゴールドコーストのように内海や運河が入り組んで存在しているような場所。
そしてケアンズのように、そこらじゅうにマングローブが生い茂っている場所。
ご注意を!
そうした所には蚊はもちろんのこと、もっと始末に悪いサンドフライと呼ばれる小さなハエが潜んでいらっしゃいます。
このサンドフライ、大きさはゴマよりも小さく、蚊のような羽音もたてず、いつの間にか忍び寄ってきます。
どうもかゆいな?と思ったときにはもう後の祭り。
その時には10箇所ぐらいはやられちゃっているはず。
このサンドフライ君、太陽が照る昼間や、風の吹いている時にはまったくお越しにならないのですが、夜明け時、そして日没には必ずやってきます。
先日、久しぶりに私も彼らの洗礼をたっぷりいただいちゃいました。
夜明け時に河口に釣りに行ったのはいつもどおりなのですが、たまたま虫除けを持っていかなかったのが運のつき。
そんな時に限って魚釣れちゃうもんだから、かゆいのも気にせず小一時間。
その夜からきましたとも、素肌だった両足と両手、ボコボコ、かゆかゆ。
どうしてもかいちゃうと、痕はより大きく、より赤く、みっとも無いったらありゃしない。
(勇気のある方、怖いもの見たさの方、私の腕の状態、こちらをご覧ください、おすすめしませんけど。)
ただこのサンドフライは、蚊のように病原菌やウイルスを運んでくることは無いようなので、しばらくかゆみと奮闘し、みっともない刺された痕を我慢しさえすれば、1週間ほどで腫れもひき、痕も消えてしまいます。
もちろん蚊もいますよ。
特にケアンズ地域には、マラリアやデング熱、日本脳炎などを媒介する蚊も。
私がケアンズに暮らしていたとき、ケアンズ生活の先輩日本人に言われた一言。
“マラリアにまだ罹ってないようじゃ、ケアンズ住民とは言えないね!?”
どうぞ虫除け、忘れないでくださいネ。
ボリボリあちこち掻きながらのご忠告です。
降ったり止んだり、不安定なゴールドコーストです。