このブログを読んでくださっている賢明な皆さんは、今日の表題“おっきい事はいいことだ”がオパールには当てはまらないことをご存知のはず。
でも 、、、
目立つのは間違いなし、ですよ。
例えばダイヤモンド。
2カラットのダイヤモンドなんて聞くと目が輝き始め、3カラットの~と聞いたらもう 。。。
確かにサイズは大切な価値判断のひとつの要素です。
ですが、オパールのように、色合いや遊色を特徴とする宝石はサイズよりも質、色が優先されるのは当然。
アメリカやドイツの方、特にアメリカの方は、とにかく大きいの!を優先される方が多いようですが、日本の方でサイズを優先される方は稀。
もちろん身体の大きさの違いもありますが、私も含め日本人というのは“質重視”が国民性のような気もします。
さてさて、今日の写真のペンダントですが、50カラットを超え、長径も5センチを超える堂々たるサイズのボルダーオパールです。
このくらいのサイズで、このオパールのように全面に色が発現し母岩の表出がないものは本当に希少です。
サイズが大きくても、母岩ばかりで、そこにチラチラ色が見え隠れする、そんな張りぼてのようなオパールではありません。
これぞ質も妥協しない、“おっきい事はいいことだ”サイズ。
「こんなの何処に着けていくの?」
そんな声も聞こえてきそうですね。
まわりの視線を独り占めしたいとき、あるいはご自分の個性を主張したく、ふっとなったとき。
そんなときにはピッタリ。
コチラはブラックオパール。
これも25カラットオーバーの、ブラックオパールとしてはものすごく大きな部類に入るもの。
全体にちりばめられたような優しいグリーンと、チラホラ見えるオレンジの遊色が、とても美しいオパールです。
縦に長いスタイルですので、先のボルダーオパールよりは身に着けていただきやすいかもしれませんね。
さて、“おっきい事は”、
“いいこと”?!
たまにはネ。
これらも含め、昨日仕上がってきたペンダントをご紹介しています。
こちらからどうぞ。
蒸し暑いゴールドコーストです。