ここ10日ほど、街に日本からいらっしゃった観光客の方々の姿が。
“シルバーウイーク”って言うんですってね。
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イヤイヤ、私が日本の状況に「オクレテル」ことをお話したいのではありません。
ご来店いただいたそんな日本人旅行者の皆さんとお話していて思ったこと、お聞きしたことから感じたことです。
せっかく休みを取って出かける海外旅行。
使える時間を100パーセント有意義に、無駄なく、そして計画的に過ごそうと考えるのはあたりまえ。
特に初めて訪れる所であれば、現地で迷わないように、しっかり予習をし、自分だけの日程表を作る、なんてこと、私にも経験があります。
そんな時の味方は、そう“ガイドブック”!
ネット時代の現在では、昔ほどではないのかもしれませんが、それでも誰もが何らかのガイドブックを手にするのではないでしょうか?
“シルバーウイーク”でゴールドコーストにいらっしゃった日本の皆さんも、それぞれがガイドブックを手にし、サーファーズ・パラダイスの街を歩いていらっしゃるのを見かけました。
当店にいらしていただいた方々といろいろなお話をしていると、話題は自然に
「この店にはどうやっていくんですか?」とか、
「日本食の美味しいあの店はドコ?」とか、
になるもんです。
もちろん、私たちの知ってる範囲でお手伝いするんですが、ビックリするのはガイドブックに掲載されているお店の情報の古さ。
「あ~、そのお店は半年前に・・・・」
「ん~、そのレストランもこの間・・・」
もう無いお店の多いこと!
ガイドブックに載っているお店の情報とはもちろん広告なんでしょうが、最新のガイドブックに広告出したと思ったら閉店!!
そんなお店の多さ、
あらためてビックリしました。
これはガイドブックを発行している出版社のせいでなく、ゴールドコースト特有の“お店の回転率(??)”の高さゆえなのでしょう。
突然、閉店してしまうお店やレストランの多さにはビックリします。
店の内装工事に半年も掛け、やっとオープンしたと思ったら一月経たない内に閉店、夜逃げ。。。
そんなケースもザラ。
ガイドブックに広告費払って、実際にその効果が出るまで持ちこたえられなかった、営業を続けていくことが出来なかった、、、
当のお店側も残念でしょう。
でも、出発前に下調べして、ガイドブックに赤丸つけて、、、
そんな旅行者の落胆も大きいはず。
紙媒体ですから、なかなか訂正することは難しいでしょう。
特に、広告主が閉店の旨を連絡しないかぎり(そんなことする親切な広告主がいるとは思えませんが)、出版社側も知るすべがないのでしょう。
情報の速さでは紙媒体より断然優れているネットの世界でさえ、すでに存在しないお店やメーカーのサイトがそのまま残ってたりしますもんね。
お話した中で一番落胆度の高い方は、丸つけたお店のうち6割がすでに無かった、そんな残念な方もいらっしゃいました(その方のガイドブックは、2008年版でした)。
ガイドブックも大事ですが、お出かけ前の再確認、現地の人間に問い合わせる、あるいは旅行会社に確認することも必要かも。
これから旅行される方、
そんなこと、どうぞおぼえておいて下さいね。
今日もまた雨のゴールドコーストです。