オパールは国の宝石に指定されています。
1993年、オパールが正式にオーストラリアの国の宝石として指定されました。
オーストラリアには全部で6種類の“National Symbol(国のシンボル)”があり、その中のひとつがオパールです。
オーストラリアはオパールのみでなく、ダイヤモンドやサファイア等、いろいろな宝石が産出され、また、皆さんもよくご存知の南洋真珠も多く養殖されています。
これら宝石の中でオパールがシンボルとして選ばれたのは、やはり世界中で産出されるオパールの90%以上のシェアをオーストラリアが持っているからでしょう。
ちなみに日本の“国の宝石”ってなんだかご存知ですか?
この質問をすると、たいていの方が『真珠!!』、と元気良く答えてくださるのですが、残念!
正解は『水晶』です。
意外に思われるかもしれませんが、『真珠』はフランスの国の宝石に指定されているのです。
そんな国の宝石に指定されているオパールですが、不思議なことにオーストラリアの人たちの間ではあまりメジャーではありません。
あまりに身近にあるからでしょうか?
その辺の理由はなぞです。
たった一つだけ、女子バスケットボールのナショナルチーム名が『Opals(オパールズ)』。
日頃、オーストラリアの人たちがオパールの名を口にするのは、このチームの話をする時だけかもしれません。
今日は少し風が強く、肌寒いゴールドコーストです。