昨日発表されたJALの参画する新しいLCC。
今朝の地元紙でも大きく報道されていました。
いわく、「お金を沢山使ってくれる日本の観光客が再び。。。」
また、いわく、「ゴールドコーストの観光業に一筋の光が・・・(若干意訳)」
はたまた、いわく、「日本のスキーリゾートなどが身近に。。。」
まぁ、そんな具合で、大筋大賛成!大歓迎!!というムード。
私としても、日本から多くの皆さんが、特に現在はオーストラリア便が成田や関空からしか発着していないために、なかなか容易では無いその他の地域空港からの利便性があがることで、そうしたエリアの方々がオーストラリアに来やすくなること、それは大歓迎です。
でも、やはり手放しで喜べないのは、これまでの経験。。。
(“ジェットスターとの想いで”はこちらから)
「ジェットスターのノウハウを使って、」
このJALサイドの言い分がどうも気に掛かります。
あまり日本では報道されていなかったと思いますが、Tiger Airways というオーストラリア国内線を就航しているLCCのひとつが、先週まで一ヶ月以上の間、監督官庁から営業停止の処分を受け、全ての路線で運行を停止していました。
パイロットのトレーニングや運行管理システムに、安全性に関する“危惧”があったというのが理由。
安全航行のできないパイロット、
それらを管理できないシステム、
おそらく多くの消費者が心配しているLCCのマイナス面が、この出来事で見えてしまったようで、、、
新しいLCC、ジェットスターJAPAN
現行のジェットスターを日本国内に持ち込むのではなく、JAL独自のノウハウ、サービスを是非ひとさじ加えてもらいたいものです。
冷たい南風が吹く、今日のゴールドコーストです。