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エチオピア産染色ブラックオパールについて 。 その3

精製水に浸けて20日間。

水はますます茶色くなっています。

 

オパールの尖った先端の方が色抜けしているのも、ハッキリわかります。

 

 

重さは、サンプルAが 1.62 ct、Bが 1.59 ct と、先回とほぼ変わりません。

 

水を取り出して瓶に入れてみると、

 

右が20日間オパールを浸けた後の精製水。

左側の瓶はもともとの精製水の色、もちろん透明。

 

その差は歴然!

 

水を入れ替えて、あと10日間浸けてみます。

 

オパールの端が透明になってる!

実験は続きます。

 

Andamooka産オパールの原石研磨標本が手に入りました。

出品準備中です。

お楽しみに!!

 

 

紅葉もオシマイ。

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オーストラリア産ブラックオパールとして販売されている処理オパールについて。

このリング、オーストラリア産ブラックオパールとしてあるサイトで販売されていたものです。

ピンときましたか?

 

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エチオピアの逆風 。。。

エチオピアオパール

新潟から戻りました。

少し滞っていたアレコレの整理をしています。

 

ところで、ここ半年ほどの間、エチオピアオパールに関するお問合せが急激に増えています。

アメリカ、イギリス、香港、フランス、オーストラリア、、、

 

「色が変わった!」

「どうしたらいい?」

 

そんな助けを求める悲鳴が!!

 

以前から同様のお問合せはありましたが、今年に入ってから急増しています。

本格的な採掘が始まってから約10年。

それ以来、急速にマーケットに溢れるように広まったエチオピア産オパール。

吸水性という独特な個性を持っているものがあることから、こうした事も避けられなかったのかもしれません。

この性質を把握しておらず、顧客にそのお手入れ方法を伝えてこなかった販売する側

その責任は重大だと思います。

 

たびたびお伝えしていますが、エチオピア産オパールを貶しているわけではありません。

エチオピアオパールの個性的な表情

個人的にも魅了されていますし、コレクションもしています。

でも、

これが、オパール全体のイメージに曇を掛けること、そのことを憂いています。

 

これを機会に、よりシビアに原石の選別をする、そして正確な情報を顧客に伝える。

世界中の宝飾にかかわる人間、オパールにかかわる人間が、これを良いきっかけととらえ、地球の創り上げた美しい宝を人々に紹介するような方向に進むこと

そうなるよう、祈っています。

まずは私自身から!

 

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