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偶然のなせる美しさ 。。。

このオパール、ご存じ“人工”オパールです。

美しい表情を見せてくれますが、やっぱり天然に比べると、どこか不自然。

 

整った縦に流れるような表情が、この種の人工オパールの特徴です。

この原石(?)から磨きだしたものがコチラ。

 

カボションカットされた状態でも、方向性のある遊色が確認できます。

 

この人工オパールの内部構造を見てみましょう。

以前もご紹介した、公益財団法人 九州先端科学技術研究所のご協力で撮影していただいた電子顕微鏡写真をご紹介します。

 


公益財団法人九州先端科学技術研究所

綺麗に粒子が積み上がっている様子がわかります。

 


公益財団法人九州先端科学技術研究所

整然と粒子が並んでいます。

 

これに比べて天然オパールは、


公益財団法人九州先端科学技術研究所

 


公益財団法人九州先端科学技術研究所

何というか“ぐちゃぐちゃ”感がありますね。

 


公益財団法人九州先端科学技術研究所

左:人工 / 右:天然

違いは歴然!

人工の美しい構造と天然のランダムな構造。

この内部構造の違いが私たちを楽しませてくれる遊色の元です。

参考:WEBサイト(オパールの発色の秘密)

 

”粒子の大きさや並び具合によって色が変わる”

これがオパールの多様性の秘密。

 

人工オパールはきれいに並びすぎていて気まぐれさがないため、同じ表情が並んでいるように見えます。

 

天然オパールは同じ表情はありません。

これこそ偶然のなせるもの。

自然の気まぐれが産んだ、タカラモノ。

こんな偶然が今年はたくさんやってきますように 

 

自然の気まぐれが産んだオパールたち。

本日ルースを15点、出品しました。

個性的な表情をお楽しみください。

https://bit.ly/opal-202527

 

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今だから希少な・・・ 。。。

  

とってもカラフルで美しいブラックオパール

それぞれ小ぶりですが、存在感は抜群です。

先日の石ふしぎ大発見展京都ショーで、老舗の業者さんから譲っていただいたものです。

7 × 4㎜ほどのサイズですが、ひとつひとつが個性的な遊色を見せてくれます。

・・・・・

え、

お気づきですか?

 

こんな赤

 

こんな緑

 

「お判りになったでしょうか・・・」

 

少し拡大します。

 

 

 

特徴的なトカゲ模様。

“Lizard Skin”、トカゲの皮膚、と呼ばれる表情。

 

 

こちら写真でも同じような表情が観察できます。

 

そう、この美しいオパールたちは、ギルソンオパール(Gilson Opal)と呼ばれる“人工(合成)オパール”です。

 

開発者のフランス人 Pierre Gilson の名前を冠したこの人工オパール、もう当時と同じものは作られていません。

1970年代中頃に市場に出回り始めたギルソンオパール、現在ではなかなか見られることも少なくなった、ある意味希少なオパールです。

 

これまで手に入れたものよりも美しいこの貴重なオパールたち

個人的なコレクションに迎い入れました。

 

こちらも美しいダブレットやモザイクオパール。

日本国内で流通していた古いお品物。

 

こんなものが見つけられるのも、ミネラルショーの醍醐味です。

 

こちらは天然のオパールたち。

出品準備中です!

 

※ 今回ご紹介したような人工オパールをサイト上で販売することはありませんが、ご興味がある方はご連絡ください。

 

暖房必要なくらい寒い

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