2020年を迎え、日本はオリンピックの話題で持ちきりですが、オーストラリアでは依然山火事が終息を見ることができません。
報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが、オーストラリアでは「Bushfire」が大きな被害をもたらしています。
もはや “ 山火事 ” と呼べるレベルを超えています。
ニュースで報じられているシドニー近郊だけでなく、オーストラリア東海岸の広い地域で発生してます。
やはり被害の大きいのはシドニー近郊のものらしく、時には煙がシドニーの町中を真っ白に?!
自宅のあるゴールドコースト近郊でも毎年どこかで発生しているブッシュファーヤーですが、幸い今のところ被害の出るような規模のものは起こっていないようです。
国全体の最高気温も記録を更新し、猛暑とあわせて、オーストラリアの今年の夏はいつも通りとはいかないようです。
地震も噴火もない「ラッキーカントリー」と呼ばれるオーストラリア。
すべてがラッキーなわけではなさそうです。
日本は寒いね。
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先日のミネラルショーで、
「夏でも涼しいんでしょ、穴の中は」
そんな風に仰る方がたくさんいらっしゃいました。
「10月から4月くらいまでは、暑すぎて採掘できないんですよ」
そうお話をした時の、皆さんからの反応です。
最近、テレビで放映された、オーストラリアのオパール鉱山の映像をご覧になった方が多いのかもしれません。
実際、鉱山の中はちょうど良い具合に冷えてます。
そんな穴の底で作業をする分には、夏だろうと冬だろうと、たいへん快適な作業環境です。
機械の騒音と埃っぽいのを我慢すれば、外が50度だろうと関係ありません。
でも、問題はこの採掘に不可欠な機械です。
このDigger(ディガー)と呼ぶ機械を動かすには電気が必要です。
もちろん、壁面にコンセントが有るわけもなく、電気は
地上に設置したジェネレーターを動かすことで確保しています。
ここは穴の中と違って、紫外線ギラギラの45度以上の世界!
軽油で動くエンジンを回し、発電した電気で地下の機械を動かし、照明を点灯しています。
このジェネレーターが45度の暑さでオーバーヒートしちゃうんです。
その為に、暑さの厳しい時期には採掘を休まざるを得ない、ということになります。
細々と昔ながらに人力で採掘を続けている鉱夫たちもいますが、ほとんどの鉱夫たちは、この時期鉱山を離れ、休暇を取ったり、採掘したオパールの研磨をしたりして過ごしています。
機械が耐えられない猛烈な環境!
そんなわけで、やっぱり人間は自然には逆らえない
再認識させられるお話しでした。
カラフルなボルダーオパールが手元に届きました。
スノーボードをしに北海道にやって来たオーストラリアの友人が持ってきてくれました。
なかなか艶っぽい美人ぞろいです。
近日公開予定です。
お楽しみに!
梅が満開の川口です。
いつもと変わらない9時間を何とか耐え、オーストラリアへ戻りました。
しばらくぶりのゴールドコースト
それも真夏、真最中!
強烈な日差しと紫外線
冬の日本から、それも埼玉から突然放り込まれた別世界
色が色であり、明暗が明暗である、広大な空の広がる別世界
溜りにたまっていたペーパーワークを一日かけて片づけ、暑くて採掘のできない鉱山から戻っていた友人の鉱夫に会いに行ったついでに、ショッピングセンターへ。
山と積まれたフルーツ
段ボール再利用のお値段表
真っ白から真っ黒まで、さまざまな肌の色、そしてさまざまな言葉の行きかう街
まさにオーストラリアです。
ずっと食べたかったソーセージ買って、明日はさっそくBBQ
週明けにはライトニングリッジに残って採掘を続けている数少ない友人に会いに、とりあえず出発します。
45度を超えてるとのこと !
気合入れて行かないと、やられちゃいそうです。
飲み水やその他もろもろの準備をして、いざ行ってきます!
オパールカントリーへ!!
良い報告を楽しみに、祈っていてください!!!
2006年の2月にオパール始めたこのブログも、今年で11年になりました。
日本とは真逆の真っ青な夏空広がるオーストラリアです。
こんな風景ももうすぐ
緑から黄色、それが金色や赤へ
自然の美しさ
オーストラリア、それもオパール鉱山の周囲では絶対に見ることのない景色です。
空の青さは一緒でも、まず木がナイ、、、
でも、
こんな色が隠れています。
これもまた自然の美しさです。
今から15年前に撮影した写真です。
秋の雰囲気を出すために、ユーカリの枯葉にオパール乗せて、、、
今年も紅葉見に行けるかな?
日本の秋、楽しみましょう。