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ネコみ~つけた!

オパールキャッツ

今回の鉱山めぐりで、興奮のひとつがこの写真のオパール。

久しぶりの、何年振りだろう?、本当に久しぶりのネコ眼。

 

オパール本体の動きに合わせて大きく色合いが動く → フラッシュパターン

  ↓

その内、細い帯状にフラッシュが出る → ローリングフラッシュパターン

  ↓

その中でも、帯が直線に近い → キャッツアイ

 

最近はフラッシュパターン自体も珍しくなってきた中、その何百、何千、ひょっとしたら何万分の一の確率くらい希少なキャッツアイ。

 

この写真のオパール、0.41 ctと決して大きなものではありませんが、これだけピュアな明るいブルーで、しかも美しいキャッツアイを見せてくれる、とてもとても希少で貴重な逸品です。

 

“キャッツアイ”効果を見せてくれる宝石で有名なのはクリソベリルキャッツです。

でも、その美しさと希少価値では、このオパール、本家のクリソベリルキャッツより断然上(かも?)。

 

キャッツアイオパール

 

ただいま出品準備中

金曜日ころにはご紹介できると思います。

お楽しみに!

 

PS.昨日ご紹介した“Rediscover Opals In Australia”ですが、あっという間に売り切れてしまいました。ご購入いただけなかった皆さん、ご連絡いただきました皆さん、申し訳ありません。また、ご紹介できるよう探しておきます。

 

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油断のできない宝石採掘の世界 。。。

採掘跡

有名なブラックオパールの採掘場、Three Mile 鉱山

現在ではありえない、オープンカット(露天掘り)跡

この広大な穴から、どれだけの富がうまれたのか?

どれだけの犠牲、人命も含めて、生じたのか?

どんなドラマがあったのか?

 

こんな跡を見るたびに、いろいろと想像してしまいます。

 

現在でも、いろいろと起こる、欲望渦巻く宝石採掘の世界です。

 

20151020b

これは採掘現場に置いてあるトラックです。

人通りも少なく、周囲に人家もない、もちろん交番などもない原野

そんな人気のないところでも、人気のないところゆえ、油断できません。

置きっぱなしの道具や機材を盗んでいく悪いヤツ、いるんです。

さすがにトラックが持ってかれることはありませんが、いろいろと注意が必要。

 

トラックの荷台に乗ってるデッカイ鳥カゴのようなオリ

これは中に発電機と燃料などが入っています。

そして、この場を離れる時には必ずオリに鍵を掛け、持ってかれないようにしているんです。

 

20151020g

そして、盗られちゃう率が高いのがバッテリー。

そこで、いつもバッテリーはわざわざ毎日持ち運びします。

採掘の最初の仕事がバッテリーの装着。

そしてバッテリーを取り外して一日の作業終了。

こんな荒野でも、荒野だからこそ、油断は禁物です。

 

そんな油断のできない世界で、毎日土砂にまみれ、ケガしながらの採掘作業。

そして報われた結果が、

 

ブラックオパール

ライトニングリッジ産ブラックオパールKL2494

 

20151020f

ライトニングリッジ産ブラックオパールKL2496

 

 

バッテリーも取り外し、作業を終えると、

 

20151020d

 

いつものバーで。。。

 

真ん中のサンタな彼、このオパールを掘り当てた鉱夫さんです。

 

 

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鉱山から皆さんのところへ 。。。

オパール採掘

今日はブラックオパールの採掘現場を少々ご紹介。

ブラックオパールの場合、ほとんどは地下10~15メーターくらい掘り込んだ中での作業になります。

オパールの地層、鉱脈を探しつつ、横に掘り進んでいきます。

 

上の写真は“ ディガー (Digger) ”と呼ばれるマシーン!

俗に言う“ショベルカー”の小型版。

先に付いた鋼鉄の爪で、岩盤を少しずつ削り取っていきます。

 

Diggerとは、オーストラリアでは“仲間”なんて意味もあり、狭い穴の中では欠かせない大切な仲間、赤い憎いやつです。

 

削りながら壁面を注意深く見ていき、オパールが見つかると、その後は手作業で進めていきますが、削り取った岩石もすべて回収し、あとで確認をしていきます。

その時に活躍するのが、

 

オパール採掘

この緑のマシーン!

名前を、“ ボガー (Bogger) ”と呼びます!!

日本で言う“ブルドーザー”のことを “ ボブキャット(Bobcat) ”とアメリカやオーストラリアでは呼びます。

そこからこの“ Bogger ”という名前が付いたようです。

 

前のブレード部分で土砂をすくい、中央部分のカゴに溜めていきます。

いっぱい溜まると、

 

オパール採掘

今度は逆側から土砂を、埋めてある大きなパイプの中に落としていきます。

 

オパール採掘

このパイプの天井部分には地上まで穴が掘ってあり、後日、地上からクレーンでこのパイプを引き上げ、洗い場へと運ばれて土砂は洗浄されます。

ディガーで削り取る際に見つけられなかった原石が、この土砂の中から運が良ければ見つかることもあるので、少しの土砂も無駄にはできません。

 

このディガーとボガー、どちらも排気ガスを出さない電気で動く優れものです。

でも、壁にコンセントがあるわけでは、もちろんありません。

ということはその電気は、

 

発電機

地上に置かれたこれ、発電機で自家製!

この写真のものは、故障して修理中のものですが、同じような機械が、地上では唸りをあげ、排気ガスを噴き出して、フル稼働しています。

 

こんな機械のなかった時代に思いをはせると呆然となりますが、機械を使っても決して楽な作業ではアリマセン。

 

そして見事当たりがあると、

 

ブラックオパール

こんなブラックオパールを皆さんにお届けすることができるということになります。

 

こんな苦労の結晶を、本日出品しました!

ライトニングリッジ産クリスタルオパール、ブラックオパール、そして、ウイントン産ボルダーオパールのルースを計14点!!

 

ボルダーオパール

 

個性的なオパールたち、是非ご覧ください!

 

 

20151018h

道交法も白バイもない、アウトバックのクルマ、、、走ればOK!!

 

 

 

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撮影中!!

ブラックオパール

漆黒の地色、テロテロでギラギラの遊色

こんなブラックオパールをはじめ、撮影進行中です。

少しずつ、ご紹介していきます。

 

ライトニングリッジ

ライトニングリッジ、Coocoran 鉱区の風景(クリックで大きなサイズの写真をご覧いただけます)。

 

 


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