今日はジュエリーを製作する際に使う素材についてお話してみたいと思います。
日本人はなぜかプラチナが好きです。
こだわる方が結構いらっしゃると思います。
実はプラチナを使ったジュエリーはここオーストラリアやアメリカ、そしてヨーロッパの国々ではとてもまれな存在です。
なぜ、日本ではこれほどプラチナが普及したのか?口の悪い人は、プラチナメーカーのマーケッティングに乗せられてるんだ、なんておっしゃいます。
オーストラリアやヨーロッパの方々はやはりゴールド、それもイエローゴールドを好まれる方が多いようです。
プラチナは確かに希少で、価値はゴールドに比べても高いものです。
ですが、値段も高い!!
ここ数年、プラチナの値段が上昇し、日本でもホワイトゴールドを見直す機運が高まってきているように感じます。
プラチナとゴールド。値段は単純に比べても約2倍。それだけジュエリーにしたときにはお値段に差が出るのは当然です。
ゴールドコーストにある日本人観光客をメインターゲットにしたオパール店でも、まれにプラチナ製の指輪やペンダントを見ることがありますが、実は全て枠を御徒町、そう日本の御徒町で仕入れているのです。日本で同じものを購入するよりお高くなるのは当然です。
日本でもここ数年、ジュエリーのリフォームがたいへん盛んになり、以前のように自店で販売した宝石しか枠留めしない、なんて宝石店はほとんど無いと思います。
もしあなたがプラチナにこだわりを持っていらっしゃるのなら、海外ではルース(裸石)のみを購入され、枠は日本で探す事をお薦めします。
今日は小雨がパラつく、曇り空のゴールドコーストです。