今日ご紹介するのはパイプオパールと呼ばれる、原石です。
クイーンズランド州で採掘されるボルダーオパールの鉱区で、まれに写真のような形状のオパールが採掘されます。ボルダーオパールの層より深いところの砂岩層に浸潤したオパール成分が、まるでパイプのような細い管状に形成されたもので、そのため『パイプオパール』と呼ばれます。たいてい色合いは乳白色のホワイト系なのですが、その形状のユニークさから、世界中のコレクターの間では結構高値で取引されている珍品です。
他の宝石同様、宝飾品、ジュエリーとしてのオパールと、コレクターズアイテムとしてのオパールの価値には差があるのが普通です。ある人にとってみればなんでもないものが、他の人には垂涎の的。宝石というものは、そんな面も持っています。
このオパールをもっとよく見てみたい方は
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今日のゴールドコーストは曇り空。夏も終わり、だんだん涼しい季節になっていきます。