悲しい事故が続いています。
オーストラリアでは事故が続いています。
火曜日にタスマニアの金鉱で起きた落盤事故。
3人の鉱夫が生き埋めになり、残念ながらひとりの死亡が確認されましたが、残る2人の消息は今だわかりません。
つづいて昨日起きたヴィクトリアの列車とトラックの事故。
2人の方が亡くなり、40人以上の負傷者がでる痛ましい事故になってしまいました。
今回、トラックと衝突、脱線したこの列車。
昨年末に運行を開始したばかりで、時速160キロの最高速度と豪華な内装が売り物の新型車両でした。
どういう状況でトラックと衝突してしまったかは現在調査中のようですが、160キロの速度で2人の死者のみというのは不幸中の幸いなのかもしれません。
日本に出張すると、新幹線に乗ることが多々あります。
あれだけの速度で、あれだけの客車(今回のオーストラリアの事故列車は2両編成でした)、そして乗客を乗せて走る新幹線。
時おりぞっとすることがあります。
皆さんは考えたことないでしょうか?
なぜ自動車、せいぜい時速100キロ程度で走る自動車はシートベルトが必要なのに、300キロで走る新幹線にはシートベルトがないのか???
確かに日本の鉄道制御技術は世界最高といわれています。ですが、記憶に新しい福知山線の事故のように、人的な要素は器械では制御できません。
あるいは、もし、新幹線が走行中に地震が起きたら。
そんなことを考えてしまうのは心配しすぎでしょうか。
航空機の事故や列車事故に比べ、自動車事故による死者や自殺者の数のほうが多い、といういいわけじみた話も良く聞きます。
公共交通である以上、ひとりの犠牲者も出さないような万全の対策は行って欲しいものです。
今日は、航空機や新幹線がちょっぴり怖い、臆病な私のボヤキでした。
晴天のゴールドコーストです。