色って何でしょう?
疑問がわくと、とことんまで突き詰めていかなければ納得しない、そんな性格の私。
ある日こんな疑問が。
『色って何のためにあるんだろう??』。
よく言われることですが、もちろん世の中が白黒の世界であったなら、さぞかし平坦な世界になっていることでしょう。
我々の眼を楽しませるために神さまが与えてくれた、そんなロマンティックな説明では納得しない現実的な私。
生物や植物の世界では、自分が生き残るために色を利用している例がたくさんあるそうです。
ある植物は、自分たちの交配になくてはならない昆虫をより多く呼び寄せるために、その昆虫にとって一番目に付く色を花の色に選んでいる、とか、海面近くを泳ぐ魚の色が背と腹で違うのは、空から狙っている鳥たちの眼をごまかすために背は青(海の色)、海面下で自分たちを見上げて狙っている捕食者たちをごまかすために腹は白(太陽に輝く水面の色)など。
生物にとって色がとても大事な役割を担っているのは間違いなさそうです。
もちろん現実的に、ごく科学的に突き詰めてしまえば、単なる物理的機械的な話になってしまうのでしょう。
古代の人たちはオパールを、『その中に虹を閉じ込めた石』とか『いろいろな宝石が混ざり合ってできた石』と、その色合いの美しさをたたえています。
理屈のみでは判らない、自然の神秘は確かに存在しています。
写真は、ショールームに飾っているブラックオパールをテーマにした絵です。
作者は弊社のデザイナー“Malayvone Souvannavong”です。
彼女の眼に映るブラックオパールの色はいつも強烈なようです。
今日は風の強いゴールドコーストです。
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