どうですか、このしっとり濡れたような緑の美しさ!
最近よく話題に上る地球温暖化。
オーストラリアでも、ここ数ヶ月、急にニュース等でも取り上げられるようになってきました。
特にオーストラリア内陸を中心とした砂漠化が、多くの農業や牧畜に従事している人たちにとり大きな問題になっています。
雨が降らなければ農作物も家畜もうまく育ってくれるわけがありません。
自殺してしまう人が出るくらい、まさに死活問題。
元来、石炭などの化石燃料に関する産業が盛んなオーストラリア。
そうした主要産業を圧迫するような政策を、政府が取りづらいのもわかります。
しかし、最近はそんなことも言っていられなくなってきたようで、原子力の利用や太陽光発電など、代替えエネルギーが真剣に議論されはじめました。
そんな議論の中に登場したのが木を植えること、いわゆる“植林”。
毎年何十万本もの木を植えていき、自然本来が持つ自浄作用を利用してやる、まったく正統派の考えですが、即効性には欠ける面は否めません。
オーストラリアで“Rain Forest”と呼ばれる亜熱帯~熱帯雨林。
どれほどの木々がこれまで伐採され、開発されてきたのでしょう。
壊すことは簡単、でも元に戻すのはより大きなエネルギーと費用がかかるのは当たり前です。
オーストラリア全体が、今日ののブラックオパールのような、しっとり濡れた木々に覆われることが再びあるのでしょうか?
そうあって欲しいものです。
今日は暑い!!夏の日差しのゴールドコーストです。