昨夜のニュースで北海道夕張市の財政破綻を取り上げていました。
自治体が破綻してしまう状況。
スケールの大きなオーストラリアでも考えられないことで、夕張市の特殊な現状を地元の人たちのインタビューを交えながら、かなり重い調子でレポートしていました。
同じような炭鉱の町を多く持ち、また歴史の中でゴールドラッシュを経験し、その流れとともに廃れていった町も多いオーストラリア。
“炭鉱の夕張”から“メロンの夕張”へ。
方向転換は成功裏に完了したはずなのに、どうしてこんな状態にまでなってしまったのでしょう。
日本国内のニュースでは“景気は上向き”だの“戦後最長の好景気”だの報道がなされていますが、昨晩のレポートを締めくくった言葉は“Japanese economy is still weak”。
海外から、少なくともオーストラリアのメディアの目には、まだまだ景気がよくなったとは映っていないようです。
来年こそは皆が景気回復を感じられるような、そんな年になりますように。
そして日本円がもう少し強くなること。
心より願っています。
ここ最近雨続き、そして涼しい、ゴールドコーストです。