昨日は建国記念日で、今日まで3連休の方も多いんではないでしょうか。
でも最近では国旗なんて掲げる家も少ないんでしょうね。
オーストラリアから、つまり外側から日本を見ていていつも不思議に思うのは、国旗や国歌の取り扱いに関する論議。
オーストラリアはもちろんのこと、アメリカだろうがイギリスだろうが、おおよそ先進国と呼ばれる中で、これほど国旗を否定的に見る国は他には無いのではないでしょうか?
国旗掲揚に反対したり、国歌を否定したり、ましてそれを教師が率先して煽っているような国は珍しいのではないでしょうか?
国旗や国歌を否定される方々は、母国として日本が好きではないのでしょうか?
戦争の後遺症なのでしょうが、そろそろもう良いんじゃないでしょうかね。
あまりこうした問題に触れると、やれ右翼だ、やれ国家主義者だと非難なさる方もいらしゃいますが、自分の生まれた国の国旗に思うことがあり何が悪いのか?
そう聞いてみたくなります。
こんな世界に類をあまり見ない日本ですが、最近オーストラリアとの新しい関係に向けたこんなニュースが。
「Japanese troops set to train on Australian soil」
日本とオーストラリアが安全保障分野での協力関係を強め、来月のハワード首相訪日の際に正式な調印がされるそうです。
日本の自衛隊が、オーストラリアで合同演習をすることになるだろうとこちらのニュースは伝えています。
私が初めてオーストラリアにやってきた頃。
こちらの戦勝記念日になるとやたらと目の仇にされた日本人。
卵を投げられるなんて当たり前。
そんな両国の関係も新しい時代に入ろうとしています。
経済的にも切り離せない日豪の関係。
軍事的にも、安全保障の面でも、より深い関係を結ぶのはとても喜ばしいのではないでしょうか。
私の子供時代は、国旗を飾るのも普通のことでした。
学校や町内会からは紅白のお饅頭が配られ、建国記念日を祝う風潮は今の日本より正常だったような気がします。
そんな昔のことではないですよ。
海外にいるからこそ思う自国のこと。
普通の国になってもらいたいと思います。
今日も晴天のゴールドコーストです。