今日はオーストラリアの車事情(そんな大げさなことではありませんが)をご紹介します。
今から10年くらい前まで、オーストラリアの、特に地方の道路はボロボロの、サイドミラーなんかなくて当たり前、みたいな車であふれていました。ところがその後、急速に新しいピカピカの車が増え、オーストラリアの生活水準は確実に良くなった感じがします。
特にここゴールドコーストでは、不動産市場の活況に引きづられた土地成金が増えたのか、最近やたらとフェラーリやポルシェといった“お高い”車が目立つようになりました。
でも、やはり一番多く目に付くのは日本車です。
値段の安さから韓国製の車も増えてはきましたが、まだまだ日本車人気には及ばないようです。
そんな日本製の車ですが、車種名が日本とは違うものがかなりあります。
例えば、
トヨタであれば、エスティマ → TARAGO、ヴィッツ → YARIS。
ホンダなら、フィット → JAZZ
日産なら、サファリ → PATROL
などなど、ほんの一例ですが、日本とはまったく違う名称で販売されています。
マツダなんてほとんど番号。マツダ 3 とか5とか。
やはり英語圏でのネーミングは日本とは違うものになるのでしょうが、何かピンと来ない名前が多い。
トヨタ タラーゴって。。。
名前からだと良い車っていう気がぜんぜんしない。
そうそう、忘れてはならない唯一のオーストラリアのメーカー“Holden”を。
100%アメリカGMの子会社ですが、オーストラリアの自動車メーカーとして若い人達には人気があるようです。
私が初めてオーストラリアで買ったのが、1976年製(だったかな?)の日産スカイライン。俗に“ケンとメリーのスカイライン”と呼ばれていた車の中古でした。
購入したのは1988年(? 物忘れが・・・)だから、12年落ちのボロボロ。確か2,000ドル。
シドニーからケアンズまでその車で北上したのですが、途中いろいろなトラブルがあったのと、クーラーなんてついてませんから、やたら暑かったことを憶えています。
その次にやっと購入できた新車が、フォードのCorsairという車。確か18,000ドル。
それがまた納車までにいろいろあって、新車のはずなのにキズがついていたり、塗装がはげてたり、もう二度とフォードは買わないと誓った思い出の車です。
現在はどこに行くのにも便利な日産の4WD車。
ちょっと外れると未舗装の道路が多かったり、舗装はしてあってもボコボコ、ザラザラなオーストラリアにはやっぱり4駆があっているようです。
今でもオパールやサファイアの採掘地へ行くと、随分古いタイプの車が、特にトヨタのランドクルーザーが現役で活躍しています。
中には50万キロを優に超える走行距離の車も。
日本でここまで乗りこなす人がはたして何人いるでしょうか?
まずいないでしょうね。
私もせいぜい長く乗ってやりたいと思っています。
昨日の雨が嘘のような秋晴れのゴールドコーストです。
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