最近の天候はまったくおかしなものです。
もちろんオーストラリアだけでなく、日本でもアメリカでも、その他世界中で異常気象が“異常”でなくなっているのでしょう。
今回の夏は、「去年より涼しいな」と思う日があると思えば、「やっぱり去年より暑い」と思いを裏返すような日があったり、本当に予測のつかないシーズンでした。
昨日も、3月中旬の気候とは思えない猛暑、そして湿気が猛烈な一日でした。
かと思ったら、、、今日は一転どんより。雨もパラつき、涼しげな風の吹く曇り空。
東の空には重たい、真っ黒な雲が。
きっと、夕方にはどしゃ降り間違いなし。
これを季節の変わり目と受け止めるか、昨年から続く異常気象の延長と受け止めるかはなかなかむずかしいところですが、オーストラリア中がまさに天候に一喜一憂させられた今回の夏でした。
ゴールドコーストでは、これだけ雨が降っているのに水不足による上水道の使用制限は解除されず、いまだに車を洗うことも、ホースで庭に水をやることもできません。
一説によると、ゴールドコーストの住民は、ブリスベーンや近隣の街へ水を分けてあげるために犠牲を払っているとか。
昨日とうとう死者も出してしまった西オーストラリアの台風。
南では山火事。
内陸では旱魃に頭をかかえる人達。
なんとかうまく行かないものでしょうか?
これから秋、そして冬と、だんだんに気温も下がってくるゴールドコーストは、いったいどんな冬を今年は迎えるのでしょうか???