今日はちょっと変わったモノをご紹介します。
写真はご覧のとおり、ブラックオパールの原石です。
大きさはこぶし大。
砂や粘土を取り除き、表面を磨いて仕上げてありますので、ブルー、グリーン、そして赤の斑を見ることができます。
ひょんなことから手にしたこのオパール。
実は、50年ほど前に採掘された古いもので、あるファミリーによって今まで大切にされてきました。
「お祖父さんがオパール採掘をしていた」とか、「お父さんが・・・」とか、そうした歴史を持つ家に何気に保管されているこうした逸品が、主に経済的な理由で時おり表舞台に顔を出すことがあります。
このファミリーも、売りに出さなければならない事情があったのでしょう。
現在ではもう採掘されることはほとんど無い珍品。
慎重にカットを施してやれば、かなりのサイズのブラックオパールが、かなりの数磨きだせるはずです。
でも、これをカットする気にはなれません。
これはこのまま、今のままが良い。
そんなふうに思っています。
今日も秋晴れ、快晴のゴールドコーストです。