皆さん、こんにちは。
わたくしご覧のとおり Rabbit、ウサギです。
でもあれですね、最近やっと涼しくなってきましたね。
あっ、皆さんのところは季節が逆でしたね。
これから暖かく、そして暑くなってくる、、、ご愁傷様です。
ところで、最近また人間たちがうるさく私たちにかまってくるんですよ。
今日はそんな私の愚痴、聞いてくれます。
もともと私たち、ウサギ族はここオーストラリアには住んでなかったんですよ。まぁ、こんな辺鄙な田舎に、上品な私たちは似合わないですけどね。
そう、私たちの故郷はあの誇り高き大英帝国。
今で言うイギリスです。
いえね、私はオーストラリアで生まれたんですがね、ずっと前、なんでも150年くらい前に嫌がる私のご先祖様を人間が身勝手にここに連れてきたんだそうです。
華麗なるキングスイングリッシュの地から、満足な発音もできない人間が住む、こんな野蛮なところに連れて来られたんですから、ご先祖様はさぞかしご苦労なさったことでしょう。それを思うと、、、、涙が。。。
ごめんなさい。ちょと取り乱してしまったようで。
そう、連れて来られた話でしたね。
その連れて来られた理由が、なんと、なんとあなた、狩を楽しむため。そう自分たちの楽しみのため。ご先祖様は追い回され、狩り立てられるためにはるばる何千キロも運ばれてきたんですよ。
そんな苦労をなさったご先祖様方、でもそこは賢い私たちウサギ族。
愚かな人間たちの目をかいくぐって、あっという間にこの広い大陸中に勢力を広げていったんですね。
人間なんかよりもう数じゃ負けませんよ。
そう今やこの国は私たちウサギ族が支配しているようなもの。
図体ばっかり大きくてのろまなカンガルーや、一日中寝てるぐうたらなコアラなんかほっといて、せっせと子孫繁栄に精を出してます。
こんな世界のはじっこでも、やっと平和な毎日が送れるようになったと思ったら、またまた人間たちが。
ついこの間も、人間同士が話してるのこっそり聞いていたんですけど、なんでも私たちが増えすぎたんで、もともと住んでいたオーストラリアの動物たちに脅威を与えてるんですって。
それからこんなことも言ってましたっけ。
私たちが牧場の草や木の芽を食べちゃうから、飼ってる家畜にも影響があるとか何とか。
私はこんな話聞いて、そりゃ頭にきましたよ。
勝手に自分たちで連れて来て、今になって邪魔になったからって退治する!?
そんな理屈が通りますか?
最近は雨も降らなくて、水も少ないし、私たちだって生きるのに精一杯なんですよ。
なんなら人間たちが出て行けば、そんなふうにも考えちゃいますよ、ね。
なんでも、一年間で600万ドルのお金を使って、私たちが増えすぎないようにしてるんですって。
もう、こうなりゃ人間と全面戦争ですよ。
もっとお金使わせて、身勝手な自分たちの行動を思いっきり後悔させてやるつもり。
覚悟しなさい。二本足のへんちくりん。
最近野生のウサギを良く見かけるようになりました。
こんな彼らのつぶやきが聞こえてきそうです。
自然との共存はとても難しいことですが、大切なことです。
今日は雲が大目ですが、爽快なゴールドコーストです。
ちょっと10位圏内に入りました(また脱落してしまいましたが)。
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