しかし日本では、皆さん謝ってましたね。
今回の出張中、 テレビをつければ誰かが謝っている、そんなふうに感じてしまうくらい謝罪風景が目に付きました。
企業やお役所、政治家まで、あまりにも簡単に頭下げてませんか?
もちろん間違ったことをすれば謝ることは当然。
でも、とりあえず頭下げとけ、そんなふうな風潮が日本に蔓延っているような気がしてしょうがありません。
なぜ同じような間違いを何度も繰り返したり、隠したりするんでしょうか?
謝るよりも、謝らなければならないようなことをしない。
そのほうが大切なのに。。。
欧米は個の文化、日本は集団の文化、そんな表現がされることがあります。
“人に迷惑を掛けない”、“まわりとの和を尊重する”。
そんな日本古来の慣習。
私の学生時代、日本人は周りを気にしすぎるからダメ、とか、欧米人のように自己主張が必要、などと声高に主張され、元来日本人が持っていたメンタリティを否定する人達が多くいらしゃいました。
私も、周りの友人たちも欧米、特にアメリカの方ばかりを向いて、日本人というアイデンティティを否定することが“カッコイイ”、そんなふうに思ってたりもしました。
今、年齢をかさね、海外で、異文化の中で生活していると、日本古来の文化、習慣が悪いものではない、いや、誇るべきものであることに気付かされます。
日本の素晴らしい文化、“和”、そして“人を思いやる、迷惑を掛けない”。
企業はもちろん、我々日本人全てがもう一度思い出さなければいけない時期なのかもしれません。
今日は素晴らしい青空のゴールドコーストです。