交通事故を減らすための取り組みは各国共通。
今回の出張であらためて感じた、オーストラリア流“道路標識”のユニークさをご紹介します。
町と町の間をつないでいる単調な道。
そこを100キロ以上のスピードで延々と走り続けていると、、、、
当然スピード感覚が麻痺し、眠くなってくるのは当たり前。
そんな長距離を走るドライバーたちへのメッセージ、イヤ警告文が道路のあちこちに立っています。
写真の「DRIVE SLOWLY / ゆっくり運転して」、これは普通。
でもだんだん過激に、そして直接的な表現が。
いちばんよく見かけるのが、「STOP REVIVE SURVIVE / 停まって、復活して、生き残って(直訳・以下同じ)」。
日本であれば「疲れたら休息を」くらいのニュアンスなのでしょうが、SURVIVE 生き残れ! とはものすごく直接的。
そして、「ARRIVE ALIVE / 生きて到着しろ」。
日本なら「無事に帰ってね」くらい?
また、「SURVIVE THIS DRIVE / このドライブを生き残れ」。
戦争にでも行くくらいの勢い。
はたまた、「NO SHEET BELT, NO CHANCE / シートベルト無しではチャンス無し」。
これはまだ間接的。
そうかと思うとこんなのも。
「TIRED DRIVER DIES / 疲れたドライバーは死ぬ」。
日本のように「休息する」という方法を主張するのではなく、「死ぬ」という結果を主張してしまう。
まさにオーストラリア的。
ここまで強く、そして生々しく訴えないと聞いてもらえない。
そんな当局の心の叫びを感じます。
いずれにしろ、事故に会いたくない、起したくない、そんな気持ちは皆いっしょ。
安全運転を心がけましょ。
今日は曇り空のゴールドコーストです。