朝から雨が降っているゴールドコースト。
雨・・・・Rain、といえば頭に浮かんだフレーズがこれ。
「Rain Check」
今日は英語のお勉強でもどうですか?
日本語に直訳するとまったく意味のわからない、そんな英語独特の言い回しがありますよね。
20年くらい前に、オーストラリアにはじめて来た頃、この「Rain Check」という言葉がいったい何を表しているのかわからず、ずいぶん考え込んだ憶えがあります。
それはスーパーの広告に書いてあったんですが、前後の文脈を見てもまったくピンとこず、さんざん考えた末、そのスーパーの店員さんに聞いて解決。
今考えるとなんてことないんですが、なんかその言葉を覚えただけで英語圏の人間になったような、そんな気がして嬉しかった。。。
前置きはこれくらいにして、皆さんにもご紹介しましょう。
「Rain Check」といのは、ある店がセール商品として広告に載せている品物がセール期間中に売切れてしまった場合、その商品をセール中に購入しようとして買うことのできなかった顧客に、在庫が入り次第そのセール価格で販売する約束をする、そんな意味合いです。
つまり、セールが終了しても、その「Rain Check」の権利を持っている人は、セール価格で買える仕組み。
セール商品でも「在庫限り」なんていうのもありますが、この「Rain Check」という方法は今でも行われているようです。
もともとは、野球の試合などが雨で中止になってしまい、その試合が成立しなかった場合に、観客にやり直しの試合分のチケットを提供することなのだそうですが、普通の会話の中でも使われることがあります。
例えば、誰かに食事に誘われたんだけど、どうしても都合が悪くて付き合えない時、あるいはその人と行きたくない時、”I’ll take a rain check (またいつかね)”みたいな感じで断ったりする時に使われます。
もちろんオーストラリアだけでなく、他の英語圏の国でも使われる言葉のようです。
えっ、知ってた?!
まぁそんなことおっしゃらず。
「今日の英語」の時間を終わります。。。。
20年前、Rain Checkで何を買ったかって?
フライパンです。
お金なかったから、できるだけ安いもの探してたんですよね。
そんな思い出話、でした。