磨きあがったばかりのボルダーオパール。
ひとつひとつ確認をしてから、皆さんにご紹介します。
ブラックオパールも同じですが、ボルダーオパールの方が研磨に手間がかかる分、キズやクラック(ひび)があったり、残ってしまったりすることがあります。
そこで出来上がりの状態をすべて確認してから、市場に出すのがいつもの手順です。
研磨をする人間も、もちろん細心の注意をはらい、目をシバシバさせながらも、より良い形、そしてより大きく色を残すようにがんばってはいるのですが、キズなどを見逃してしまう場合もあります。
それを最終的にチェックするのが私の役目。
最近腕を伸ばさないと文字がはっきり見えなくなってきた、そんな老眼入りの私の目ですが、オパールを見るときだけは冴え渡ります(自慢です)。
肉眼で見たり、ルーペを使用したり、間違ってもキズの残ったまま販売にまわらないよう、真剣勝負。
今日の写真のボルダーオパールたちの中にも、2点ほどキズのあるものを発見。
これは再びカットして、キズの残らないように再研磨にまわします。
もちろん小さくなってしまいますが、これはこのオパールの運命。
キズのない、最良の状態で皆さんにご紹介するための、最良の方法です。
弊社には“偽装”や“隠蔽”と言う文字はありません!!
キズやクラックが入ったままの状態で売られているオパールを、良くネットでも見かけます。
どうぞ、ご注意を。
今日もまた雨模様のゴールドコーストです。