今、オーストラリアで話題になっている日本。
そう捕鯨について。。。
調査捕鯨船団が下関を出航し、南氷洋へ一路向かっている今、この時、またぞろグリーンピースを筆頭に、いろいろな自然保護団体が捕鯨反対ののろしを再燃させています。
テレビや新聞などメディアでももちろ取り上げられ、ニュージーランド首相が反対の表明をしたり、オーストラリアの野党が「今度の選挙で勝ったら、日本の捕鯨船団を監視するため軍を派遣して、場合によっては拿捕も辞さない」、なんてことまで言い出す始末。
かつてオリビア・ニュートンジョンが、日本の捕鯨やイルカ漁に反対して来日コンサートを中止したり、オーストラリアと日本の間で長年の感情的軋轢のひとつになっている問題です。
歴史的にクジラを食す習慣のあった日本人と、そうではない人たちの文化的摩擦でもあるのでしょうが、やはりいつも感じるのはあまりに“ナイーブ”過ぎる反応を示す人々がいること。
個人的には捕鯨反対でも賛成でもない私ですが、一方的に日本を批判、非難するオーストラリアやその他の国の反応は“???。”
「歴史的にこれまであなたたちは何してきたの?」
「どれだけの生物種がこれまで誰かさん達のせいで絶滅した??」
「クジラはダメで、牛や豚は良いのはなぜ???」
そんなお決まりコースに進んでしまいがち。
「クジラの保護が必要!」とある人は言い、
「クジラは増えすぎている!」とある人は主張する。
どちらが正しいのか?判断する材料は持っていません。
でも、ひとつだけ。
“調査捕鯨”というのはいかがなものか?
「クジラは充分増えている」と主張するのであれば、“調査”なんて中途半端なこと言わず、どうどうとやれば良いのに。。。
そんなにクジラの需要ってある?
そんなふうに思う、オーストラリアに暮らすひとりの日本人のつぶやきでした。
素晴らしい青空のゴールドコーストです。