素晴らしい色彩。
大きな遊色。
地色の深さ。
文句のつけようのないブラックオパール。
でも、、、残念ッ!!(古)
もうずいぶん前に私の手元を離れていってしまったこのオパール。
画像ではとてもその魅力は表現し切れません。
眼に飛び込んでくる色、色、そして色。
でも少し残念、というか「惜しい!」ところが。
もし、運命がもう少し味方をしてくれていれば、
もし、時間がも少し優しければ、
このオパールの価値は数十倍になっていたはず。
もしこの美しいひとつひとつの斑がもっと角ばっていれば。。。
そうもっとも希少なパターン、“ハーレクイーン”となることもできたでしょう。
日本の業者さんでは、このオパールくらいでもハーレクイーンと呼んでしまう、ちょっと強引なところもありますが、やはり斑が角ばっていないと、そしてある程度大きさが揃っていないと厳密にはそう呼ぶことはできません。
はては、お得意の“セミ”をつけて、“セミハーレクイン”なんて呼ぶ几帳面な方も。
このオパールには他にない独特の魅力があります。
中心から湧き上がってくるような色たち。
充分美しく、希少なオパールですが、なり切れなかった悔しさ。
天然ならではの葛藤です。
今日も心地よいゴールドコーストです。