宝飾品に使用する素材の色に関しては、徹底的に日本と他の国々では好みに差が出ます。
ご存知のとおり、日本では白系、他の国では黄色。
なぜ??
いろいろな理由が考えられますが、やはりあまり“金ピカ”なのを敬遠する気持があることも事実では?
“成金趣味”なんてことも言われますものね。
もちろんキンキラの日本人の方もいらっしゃいますし、逆に白系の素材をお好みになる日本人以外の方もいらっしゃいます。
ですが概ね日本人はゴールドよりプラチナ、あるいはホワイトゴールド。
でも、プラチナもバカみたいな値段になっちゃたこの頃、日本人の方でもあまりこだわられない方が増えてきたような気もします。
イエローだから、金色だから必ずしも金ピカになるわけではありません。
かえって優しい感じに仕上げることも可能です。
写真のリングも、イエローゴールドの色合いとオパールの色合いをうまく調和させた、“金ピカ”、“下品”な感じよりも“落ち着いた”、“柔らかい”、“あたたかい”、そして“上品”な雰囲気をかもし出しています。
主石のブラックオパールの色合いと周りに添えられたダイヤモンドが、ボリュームのあるリングながら何かしらフィット感も生み出しているよう。
全てがバランスの問題。
オパールの色合いを、イエローゴールドが優しく包む。
そんな調和の素晴らしいジュエリーに仕上がっています。
秋晴れのゴールドコーストです。