今オーストラリアは25日の“ANZAC DAY(戦没者慰霊の日)”と、今朝方到着したオリンピックの聖火の話題で持ちきり。
聖火リレーには、原住民アボリジニの人たちや、イアン・ソープなどメダリストたちが参加するそうで、いかにもオーストラリアらしいものになるようです。
そんな中、個人的にオーストラリア、いやゴールドコーストらしさを痛感した昨日のささいな出来事。
ご紹介してみます。
オーストラリア人の間でも、「ここはゴールドコーストだからな~」とか、「ゴールドコーストだからしょうがないよ」なんて会話が当たり前なのはこれまでもご紹介済み。
ポジティブな意味なら良いんですが、ほぼ100%ネガティブ、マイナスの意味。
昨日体験した「らしさ」をどうぞ。
「らしさ」その一
何気に聞いていた地元FM局。
DJの紹介ではじまった曲が何だか妙?
よく聞いてみると、2曲同時に流しちゃってるんですね!?
一曲はスローなバラード、もう一曲はちょっとロックぽい曲調。
日本ならすぐに曲が中断され、DJの謝罪、あるいは少なくとも「2曲流しちゃった、、、」くらいのコメントが入りますよね。
でもゴールドコーストではそのままゴリ押し。
2曲同時に曲終盤まで普通に流れ、最後はフェイドアウト。
その直後のDJ、何事もなかったかのように番組は進んでいきました。
「らしさ」その二
自宅のバスルームに水漏れが発生。このさいいろいろチェックしてもらおうと建築士を呼んで話をしてみてわかったこと。
家のベランダ部分の建築方法が本来のやり方とはまったく逆だということ?
つまり家が建てられた時に、間違って上下反対に取り付けられてしまったということ。
それで家が潰れるとか、何か障害があるわけではないのですが、ベランダですから雨にさらされているうちに使われている木材が腐ってくる可能性があるんだとか!?
上下逆!!??
まさしくゴールドコーストクオリティ!
「らしさ」その三
突然かかかってきた一本の電話。
相手は以前店舗をリースしていた不動産屋。
アシスタントと思しき彼女の言うことには、、、
「7,549ドル分の賃料が滞納してるんだけど、知ってる?」
「???」
何を言っているんだか私にはさっぱり。
「もう半年も前に契約終わって、敷金(保証金)の返還も含めて全部終わってるはずだよ。」冷静に対処する私。
「普通の賃料じゃなくて OTHER RENT(その他の賃料)なんだけど」あくまで言い張る彼女。
「OTHER RENT って何のこと?」私。
「・・・ん~、ちょっとそこまでわからないけど」彼女
「わかんないで電話してるんですか」ちょっとイラつきはじめた私。
「えっと、私はただのアシスタントだから、マネージャーは今日休みだし、明日確認してまた連絡します」最初の上からの物言いから、急に弱気になった彼女。
「・・・・・・・・・??」私。
「らしさ」その四
銀行から電話。
「そちらの口座に間違って600ドル振り込んじゃったんだけど、返金に了承してくれる?」
いきなりそんなことおっしゃる相手。
「間違って振り込んだってどういう意味?」私
「別の人の口座に入れるべきお金を、あなたの口座に入れちゃった、間違っちゃったてことなんだけど」彼女。
「???」
「あなたの口座から600ドルを引き出す許可がほしいんですが」彼女。
「もし了承しなかったら?」ちょっと意地悪してやりたくなった私。
「その時は引き出せません」寂しそうな彼女。
「良いですよ。引き出してください。」私。
「どうもありがとう。感謝します。こんなことが二度と無いようにしますから。ごめんなさい」嬉しそうな彼女。
でも、、、
これで3度目なんですけど!?
そんな「らしい」銀行(大手行ですよ)。
はぁ~。
そんな何事も適当、イヤイヤ、おおらかなゴールドコーストのお話でした。
ネコにクレジットカードを発行
ヤレヤレ。。。
秋晴れのゴールドコーストです。
ブリスベンに住んで時々ゴールドコーストに日本食を買いにいきました。らしさの話題を楽しくよませて頂きました。
>ethnic univeseさま
同感していただけますよね。
ちなみに“らしさその三”の不動産屋からはその後連絡ありません。。。