もう皆さんもご存知“トリプレットオパール”。
そんなトリプレットにまつわる誤解(?)を、今日はご紹介します。
スライスした薄いオパールを黒いプラスチックやポッチにのせ、上からドーム状のプラスチックを被せ、色合が大きく見えるように加工されたものが“トリプレットオパール”。
もちろん“天然石”とは認められず、宝石としての価値は“無”。
昨日、お店にいらっしゃった中国人の方からこんな一言。
「質の良いオパールは、上からカバーをしてあるんでしょ?」
「カバーがしてあるのは良いオパールの証拠だよね!」
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こんな風に考えたこと、正直ありませんでした。
上質だからプラスチックでカバーする。
カバーの無いものは価値の低いオパール。
あきれ半分、感心半分。
そうゆう説明のしかたがあるんですね。
オーストラリアや香港などに移住していらっしゃる中国人の方から、これまでも時おりおかしなことを聞かされたことがあったのですが、今、考えてみればそうゆうことだったんだ、なんて目の前の霧が一気に晴れたような衝撃。
おそらく、中国の方々が良く利用されるようなお店でこんな説明をしているところがあるんでしょうが、それにしてもそこまで言い切ってしまうとは?!
そんな皆さんにはいくら初めから説明をしても納得されない方が多く、昨日の方も最後までわかってはもらえませんでした。
当店のボルダーオパール(もちろん天然)のペンダントを手にとって一言。
「これもカバーされてれば(天然だったら)2,000ドルくらいになるのにね」
300ドルの天然ボルダーオパールペンダントでした。
世の中の広さを実感した、そんな出来事でした。
今日も良い天気のゴールドコーストです。