豊富な色あい、色調、そして表情。
こんな宝石、他にありますか?
そうは言っても、なかなかこんな色には出会えないのが現在のオパール採掘の現状。
ブラックにしろボルダーにしろ、採掘量は減るばかり。
ガソリンなど経費の上昇 → 採掘量の減少 → 見合わない(掘っても儲からない) → オパール採掘を辞める → マイナーの減少 → 採掘量の減少 → ・ ・ ・ ・ ・ 。
そんな中でも自然は時に優しく微笑みかけてくれます。
これほど色鮮やかな、そして遊色の素晴らしいボルダーオパールがまだ残っていたとは!
オパール層が薄く、その表情はどうしてもブラックオパールに敵わないのはボルダーオパールの宿命。
でも中にはオパール層も厚く、そして表情が豊かなものも。
まさに天からの贈り物。
手にのせて動かした時の感動。
なんて美しいんでしょう。
こんな出会いがあるから、この仕事を続けていけるのかもしれません。
今朝も肌寒かったゴールドコーストです。