“食事のまずさ”、特に“美味しいごゴハンが食べられない”なんて愚痴を、日本人の観光客のみなさんからお聞きすることがよくあります。
まったく日本とは食文化の違う外国。
そんなまずいゴハンも旅の思い出のひとつ。
そんな風に思っていただけると ・・・・。
「毎日、何食べてるの?」とか、「やっぱりパン食?」なんて、同情を含んだありがたいご質問もいただくんですが、オーストラリアに暮らそうと、日本人たるこの私、断じてゴハン党です。
2日もゴハンを食べないともう我慢の限界。
いくらパンを食べても、麺類を食べても、何を食べようが、お米を食べないと食事した気にもなれない。
ゴハン大好き!です。
ここオーストラリアでももちろん普通にお米は売っています。
タイ米じゃない、日本と同じようなお米がどこのスーパーにも置いてあります。
それに最近では、各スーパーに“オリエンタルフードコーナー”や“アジアフードコーナー”なんてありがたいものが設けられ、日本のお米も売ってたりします。
“コシヒカリ”印もありますよ。
それもオーストラリア産の。
日本から持ち込んだ炊飯器で、普通に炊くと“ベタベタ”でもなく、“カチカチ”でもない、普通のゴハンを楽しむ事ができます。
ただ心配事は、以前は10キロでだいたい千円くらいだったオーストラリア産のお米ですが、最近の物価高騰で今や半分の5キロで千円くらいに急騰。
もっと値上がりするなんて噂が日本人居住者の間に流れ始め、70年代のトイレットペーパー騒動さながらの買占め騒ぎに発展しつつあるとか。
確かにスーパーでも売り切れていることが多く、こりゃゴハン党としては少し心配な状況です。
まぁ、そこそこ満足なゴハンライフを送っている私ですが、日本に出張に行き(特に新米が出回る時期)食べるご飯の味ったら、何でしょうこの違い。
どうして日本で食べるゴハンはあんなに美味しいのでしょうか?
やっぱりお米の種類なのか?
炊き方なのか?
ゴハンをおかずにゴハンが食べれちゃう。
あの甘味と旨味。
出張から帰ってくると、しばらくはオーストラリアのゴハンに不満爆発。
でもそのうち慣れちゃって、また美味しく食べれるんですけどね。
こちらに観光でいらっしゃる皆さんの場合、レストランでの食事がほとんどで、それもツアーに組まれたお店でお肉やシーフード中心のメニュー。
ゴハンはステーキの下に敷かれ、まるでキッチンペーパーのように油やソースを吸ったものくらいしかお目にかかれないのではないでしょうか?
確かにあれは食べられたもんじゃない。
いくらゴハン党でも、あれはダメ。
オーストラリアは生産量ではそれほど多くありませんが、米の輸出量は世界10位。
これからもっと技術的にも進んで、日本と同じような味が楽しめれば良いんですが。
まとまりのない文章。
食欲のおもむくまま書いてみました。
今日も良い天気でした。お腹すいてきた!