久しぶりに青空が広がった昨日。
静かなビーチで、彼(彼女かも?)との時間を楽しんできました。
昨日の釣りは本気モード。
のんびりが目的ではなく、「魚が食べたい!」というあくまでも強気の天の声にこたえるため。
久しぶりに餌も買って(普段はあまり餌を使った釣りはしません)、決死の覚悟でやって来たとあるビーチ。
さすがの週末だけあって行き交うボートは多めですが、周りに釣りをしている人は誰もいません。
さっそく仕掛けをセットし、餌をつけて始めたとたん!
はるか遠くから一直線に飛んできたのが写真の彼、ペリカン。
もう立派な成鳥ですからかなりな体格をしていらっしゃる。
1メートルほど距離を置きながらも見つめる彼。
そんな真剣な応援の眼差。
まるでもうひとつの天の声が現れたよう。
釣竿が曲がったとたんに2歩、トコトコと近寄ってくる彼。
たとえそれがゴミを引っ掛けて曲がったのであろうとも、正確にトコトコ。
そして魚ではないことがわかったとたん、トコトコ後ずさる。。。
魚が釣れるとその瞳を輝かせて見つめる彼。
「あげないよ。ダメダメ。」
まずはうちの天の声の分確保しないとね。
そのうち彼もいらだってきたのか、竿が曲がったとたんトコトコ、そして「グーグー」声で訴えるように。
ちょっとかわいそうな気もしますが、持って帰るには小さすぎ魚を放ってやると、ご存知大きな口あけて一飲み。
いったい彼らは毎日どれくらいの魚食べてるのか?
小魚一匹で満足するわけもなく、その後も、
「やらない!」
「グウ グー」
の繰り返し。
そのうち、
「オッ、釣れたぞ」
とか
「残念!はずれた」
とか
「これは大っきいぞ」
とか
彼に話しかけている自分発見。
半日、彼はそばにべったり。
5、6匹おすそ分けをしてやった所で、どうやらパートナーらしきペリカンの元へ飛んでいきました。
きっと自分で魚を捕るよりも、私みたいな寂しい釣り人の話し相手をして魚もらった方が効率的なんでしょう。
知恵の働く、欲張りな、でも憎めないヤツ。
そんな野生とのふれあいを楽しんだ1日でした。
今日は雲多めのゴールドコーストです。