あるものに惹かれたり、選ぶ場合の基準は人それぞれ。
宝石もまさにそのとおりです。
色合いを重視するのか、それとも輝きなのか?
質なのか、はたまた大きさなのか?
それとも ・ ・ ・ ?
もちろん色合いも輝きも、そして質も大きさも、全てがまさに最高のものであれば一番なのでしょうが、自然が創り上げたもの、そんなに上手く全てが揃うことはまれ。
揃ったとしても、当然最高級ということはお値段も ・ ・ ・ 。
単純に宝石としての価値を考えた場合と、身に着ける宝飾品としての選び方に違いが出てくるのもこれまた当然。
特にオパールのように色や表情に限りないバラエティがある場合、どんなものを選ぶかは人それぞれですし、サイズもお好みは様々。
今日ご紹介するこのブラックオパール。
9.8カラットと、とても大振り。
ただご覧のとおり、砂の粒が1、2、3、4箇所ほど、内包物として残ってしまっています。
その分、質はどうしても低下してしまいます。
と言うことは、当然お値段もお安め。
大きさ優先の方にはピッタリ。
アメリカのお客さまは、何よりも大きさにこだわる方が多いような気がします。
少しくらい色合いが気に入らなくとも、チョッとくらい輝きが弱くても、大きければOK!
とにかく大きさ。
少しでも大きく見えるもの。
そんな方にはお薦めのオパールです。
“十の字”に並んだ砂。
見方によれば“南十字星が!”なんて言えるかナ?
自然は偉大です。
宝石としての欠点も自然の恵みであることに間違いなし。
そんな風に思いませんか?
青空広がる、今日のゴールドコーストです。