ここゴールドコーストには、世界中から様々な国、文化を持った若者たちがやって来ます。
英語を学ぶため、ビジネスを学ぶため、その他イロイロ。
そんな彼ら、彼女たちと接して思うこと。
倍も歳食ってるオヤジの独り言、聞いてください。
もちろんそんな若者たちの中には、多くの日本人も含まれます。
ワーキングホリデーという制度を利用し、オーストラリアに長期滞在する人。
学生ビザでやって来て日本国内では学べない何か(?)を学ぶためにやって来た人。
目的は様々。
そんな日本からやって来た彼ら、彼女、時おり弊社の求人に応募していただきます。
私がワーキングホリデーでオーストラリアにやって来た1980年代、日本からの観光客も急増し、ワーキングホリデーでやって来る日本人の数自体も少なかった当時は、日本語がしゃべれるだけでわりと容易に仕事を見つけることはできたような気がします。
ツアーガイド、お土産物屋さんや免税店の販売員、そして日本食レストランなどなど。
今の事情はちょっと違います。
観光客の数もずいぶん減少し、逆に仕事を求める人の数は多くなっている現状では、なかなか望みどおりの仕事に就くことは難しいようです。
そんな中、私たちのお店にも、仕事を求めて多くの日本人の若者たちがやってきて下さいます。
でも残念ながら、実際にスタッフとしていっしょに働いていただくことになるのは極々わずか。
残念ながら、あまりにも一般的な常識と言いますか、仕事に対する姿勢と言いますか、何かが欠けている、イヤ、何かをこれまで学んでこなかった人が多すぎるようです。
仕事を求めて電話をくださる。
でも最後まで、こちらが聞くまで、ご自分の名前も名のらない。
お店に面接のために来てくださる。
でもTシャツにビーチサンダル。
“ゴールドコーストだから”、そう考えたのか?
ご自分が応募したところが、どのような活動をしている企業、お店なのか全く知らない。
予習するのが当たり前では?
当店のお客さまの7割は日本以外の国からいらっしゃった方々。
必然、英語は最低限の条件。
でも、中には日本語もままならない方、と言うよりコミュニケーションができない、そんな方も。
何の目標も無く、“なんとなく”オーストラリアにやって来た。
そんな人たち。
若いうちに、できるうちに、“なんとなく”やって来るのも良いのかもしれません。
でも、少なくとも仕事をしようと考えるのであれば、相応の覚悟、心構えは必要なのでは?
せっかくいらっしゃったオーストラリア。
日本ではできない“何か”を経験するため、
若者よ目標を、そして大志を抱いて来るべし!
ちょっと偉そうなこと言ってしまいました。
そんな自分も、オーストラリアにやって来た当初の目的とは全く違う、オパール屋になってるんですから大きいことは言えませんね。
一番新しい弊社スタッフのM嬢。
自分の目標と、そのためには何をすべきか、そんなしっかりした気持を持った、北陸からやって来た若者です。
ここのところ、肌寒いゴールドコーストです