何かと話題が多いといいますか、問題山積みの日本の“年金制度”。
そんな年金制度に、あたらしい制度が加わります。
2009年1月1日より、日本とオーストラリアの間で年金等、社会保障制度に対する協定が発効、実施されます。
これはそれぞれの年金制度を一括して考えよう、というシステム(らしい)です。
例えばオーストラリアで生活し、仕事をしている日本人にとり、オーストラリアのシステムの下で支払っている年金保険料を日本のそれと合算して考えることができるようになる制度で、なかなか我々にとっては朗報です。
例えば、私の場合、社会人になってから2年間を日本で、その後6年間をオーストラリアで、そして再度日本へ戻り5年を日本、そして現在オーストラリアで ・・・。
こんなイッタリキタリを繰り返している人間は、日本の25年という受給資格期間を満たすことなど不可能。
そんなわけで、これまでは日本で支払ってきた保険料など、まったく気にもしなかったのですが、今回の協定発効で、少しはその支払った分が生きてくる可能性が出てきたというわけです。
詳しいことは何だかはっきりしませんが、支払った分いただけるものはいただきたい、そうなればありがたいことです。
日本はオーストラリア以外にもドイツやイギリス、韓国にアメリカなど、7ヶ国とすでに同様の協定を結んでいるようで、はれてオーストラリアもこの中に組み込まれることになります。
日本とオーストラリアがまた一歩近づいたようで、そして関係が深くなったようで、何だかちょっと喜ばしいことです。
とは言っても、国内の支払記録すら把握できていない社会保険庁の現状を考えると、???
外国での分までしっかり管理していただけるのでしょうか?
その前に、私の年金記録、大丈夫でしょうか??
今度の出張の時にでも、実家にある(はずの)年金手帳探しておかないと。。。
今日もあやしい空模様のゴールドコーストです。