日本ではすでに定額給付金の支給が始まっているようですが、本日、4月6日よりオーストラリアでも同様の給付金支給が開始されました。
今日はそんなお金のお話です。
日本の支給状況はどうなんでしょうか?
国は結局、地方へ全てを丸投げしてしまったんですよね。
その地方によって給付状況は違うのでしょうか?
さて、オーストラリア版の給付金ですが、こちらもいろいろ紆余曲折はありましたが給付開始となったようです。
支給対象は、前会計年度(2007年7月より2008年6月まで)に税金を払い、その年末調整を行った居住者、ただし年収が10万ドル(750万円くらい)未満の人たち。
そしてその支給額は、年収が8万ドル以下の人には900ドル、9万ドル以下の人には600ドル、そして10万ドルまでの人には250ドルと、年収によって差が設けられています。
支給方法は、税金の年末調整時に申告している銀行口座宛に振り込まれるか、あるいは小切手が自宅へと届く仕組み。つまり、待っているだけ。
いかがですか、日豪の違い?
まずは金額。
例えば年収8万ドル(600万円)以下だと900ドル、約7万円弱。
1万2千円との差!
支給対象となる人数が日本よりずっと少ないオーストラリアですが、それでも総額で約3兆円規模になるそうです。
7万円だったらちょっと買い物しようかって気になるかも。
そして日本のように年齢で差をつけ、あとは地方自治体しだい、なんて中途半端な枠組みではなく、最初からきっちり収入で分けられている金額。
こっちの方が不公平感や余計な感情が入らなくて良いのでは?少なくとも、首相が「私は受け取る」とか「受け取らない」とか騒ぐ必用はありません。
それから支給方法。
全て税務署のシステムに乗っかった支給方法。地方への負担や余計な経費もかからず、また受け取る側も待つだけですからとても楽ちん。
どちらの国も税金を国民に還元する、税金を使って給付する点は同じですが、国によってこんなにも違うのは、なんだかそれぞれのお国柄が出ていてとってもおもしろい気がします。
オーストラリア版定額給付金、
その名称は「TAX BONUS (税金ボーナス)」、またそれ以外の雇用や低所得家庭支援等なども含めて、「STIMULUS PACKAGE (経済刺激パッケージ)」。
どちらの国も、やるからには無駄にしないように、是非、刺激してもらいたいものですね。
私のところにもそのうち振込があるはず。
これから数日は口座のチェックをまめにしないとね。
楽しみです。
やっぱり楽しみです。
黒い雲が広がってきたゴールドコーストです。