あなたが見ている色。
それが普遍的なものだと、誰が見ても同じ色に見えると、どうして言い切れますか?
あなたには赤に見えても、あの人には違って見える??
そんなことが有るのでしょうか?
それが、あるらしいんです。
人によって色の見え方に違いがある!
これは大問題ですよ!!
普段考えもせずに受け止めている色というのは、太陽光線がそのものに反射して、その波長を眼の網膜で受け止め、視神経を経由して大脳で色として処理される・・・・。
そんなことらしいのですが、この脳での処理の仕方が必ずしも皆同じわけではないようなのです。
考えてみれば、私が赤と信じている色が、他の誰かと100%同じかどうかなんてわからないわけで???
私には赤でも、アノ人にとっては青。
もちろんそんな極端なこと、健常人には現実としてありえないのですが、その微妙な色調や深さの受け止め方にはどうも個人差があるようなんです。
先回の出張中に読んでいた大脳生理学の本。
その中にそんな意味合いのことが書かれてあり、どう理解して良いのか頭を悩ませました。
その本によると、脳は研究が進めば進むほど、未知、そして不思議がますます増えてくるんだそう。
人間が考えたり、悩んだり、喜んだり、悲しんだり、そんな感情がどこから来るのか?
そして“モノを見る”というのはどうゆうことなのか?
脳って不思議。。。