オーストラリアにいらしたことのある方ならご存知のはず。
シドニーだろうと、メルボルンだろうと、ブリスベンだろうと、ケアンズだろうと、そしてもちろんゴールドコーストにも、“SUSHI”の看板が必ず目に入ります。
2軒も3軒も。
でも、これ“寿司”とはちょっと違うんですよ。
きっとアメリカでもイギリスでも、そして他の国でも同じなのかもしれませんが、ここゴールドコーストでも“SUSHI”、そう“寿司”屋、特に回転系のお寿司屋さんがあっちにもこっちにも、たくさん店を開いています。
日本語のサインが大きく“本場日本の寿司屋!”と主張しているよう。
でも、おそらく半分以上は日本人ではない方々が経営されている、なんちゃって寿司屋なんです。
別に差別するつもりはありませんが、“寿司、すし、鮨”と喜び勇んで入ってみると、世にも不思議なシロモノが、目の前をくるくる回っていたりします。
業務用としてネタの売っている巻物系、シーチキン系に変なとこはないんですが、“オイオイ、こんなの巻かねいだろ”と思うものも。
キムチの軍艦はまだかわいい方、豚肉のしょうが焼きが乗ってるもの、ナルトがどうどうとネタになってるもの、などなど・・・・。
韓国人の方が経営されているお店が多く、なかなか眼を楽しませてくれます。
すっかり世界食になったお寿司。
こうなると当然世界中でいろいろなバリエーションが発生してくるのは当然なのでしょうね。
でも、店構えやメニューをチラッと一瞥するだけで、日本の、本当の、本場のお寿司を食べさせてくれるのかどうか判断しないと、席についてからがっかりなんてこともありますので、どうぞお気をつけください。
オパールを選ぶ場合も同じ。
お値段だけでなく、品物の本質、価値を見分ける眼を持たないと、後悔することもあるのでは。
世界中からやってくる人たち、いろんな方がいらっしゃいます。
ブラックオパールやボルダーオパールのことなどまったく知らず、偽物だと思ってる人。
あたかも、オパールより値札を買うごとく、値段のことしか気にしない方。
まず割引率を聞く方々。。。
時おり悲しくなるくらい・・・・・
割引率ばかり気にしても、元の値段がどうなのか?それを気にしないと痛い目にあうこと、分からないのでしょうか?
まずはオパールの美しさ、素晴らしさを見ていただくことはできないのでしょうか?
トリプレットをディスプレイに混ぜて、それだけ90%オフとかしたら買っちゃう人もいるんでしょうね。
ときおりそんなことを考えたりして。
お寿司もオパールも、本物を見ること、お値段ではなく、もちろん割引率でもなく、そのモノを見ることが大切。
たまにやってくるオパールの鉱夫たちが、“良い品物揃えてるね”、なんて言ってくれると途端に上機嫌になっちゃう単純な私。
当店は本場、本物、正真正銘、なオパールが自慢のネタです。
そこのところご理解ください。
特に日本のとなりのとなりの国からいらっしゃる方々に分かって欲しいです。
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もうサンシャインステートなんて呼べない。今日も雲り空のゴールドコーストです。