穴をあけるのか?
それとも、普通にカット研磨して、ルースにするのか?
そこが迷うところです。
オパール層の状態、
広がり、厚み、そしてもちろん色合い。
これら、もろもろを考え合わせて、カット研磨される宝石。
特にボルダーオパールの場合は、宝石面が一定の厚みや形を持っていないところに、独特の難しさがあります。
そんなボルダーオパールを、気軽に楽しんでいただけるようご紹介しているのが“スライドペンダント”。
ルースとして磨き上げるにはオパール層が薄すぎるか、あるいは少なすぎるか、はたまた、母岩とのカラミ具合が複雑すぎるか
そんな原石を利用することで、お安く、ボルダーオパールのナチュラルな魅力を楽しんでいただけるようにした、カジュアルなアクセサリーです。
オパール層の厚い、状態の良いものは、宝石としてルースになることがほとんどなので、言ってしまえば、スライド用のボルダーはルース用、宝石用のものより品質は格下。
マイナーも研磨する人間も、そしてもちろん販売する側も、比較すると高いお値段で販売できるルースの形に出来るだけしたくなるのは当然のこと。
でも、宝石品質の美しさを持ったボルダーオパールを、カジュアルに楽しみたいという声があるのも事実です。
そんな声にこたえるべく、頭を悩ませるのが私の宿命。
「穴なんて開けずに、普通のルースにした方が高く売れるのに?!」
そんなまわりの声を聞かないふりして、ご用意しました!
いつもご紹介しているスライドとは格段の差、まったく違う質!
きれいですよ。
今回は7点だけですが、次回はいつご紹介できるかわかりません。
これまでのスライドペンダントでご満足いただけなかった皆さん、
今回のチャンスをお見逃し無く!!!
スライドペンダント以外に、ルースも7点アップしました。
どうぞこちらからご覧ください。
今日も素晴らしい青空のゴールドコーストです。